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2023年→2024年を覚えて。〜21年目のクリスチャンに向けて〜

2023年ももうすぐ終わりを迎えようとしている。今年も様々な出来事があった。今年10月には、イスラム教原理主義組織ハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃に端を発した紛争は、犠牲者が1万人を超え、今尚、収束の目処が立っていない。昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻に続き、世界中で宗教や民族の分断や対立が顕著になった1年のようにも感じている。

さて、私事になるが2023年は、筆者が洗礼を受け、信仰を告白し、クリスチャンとなってからちょうど20年にあたる年でもあった。キリスト教徒にとって20という数字が示すものは特になく、60歳を過ぎても「まだまだ若者」と言われるようなクリスチャンコミュニティの中にあっては、特段、騒ぐものでもなんでもないのだが、やはり自分にとしては、人生のほぼ半分をクリスチャンとして生きてきたということになんだか感慨深いものを感じている。

どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。(フィリピの信徒への手紙 4:6-7)

2024年は、どのような1年になるのだろうか。不安定な社会情勢の中、期待よりも不安が上回るのが正直な気持ちだが、心配をすることなく、すべてのことに対し祈りと感謝の願いを込めて、21年目のクリスチャンとしての生活を過ごしていきたいと思う。

皆さんにとっても、2024年という年が、素晴らしい1年でありますように。

(text しづかまさのり)

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