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手帳の教室

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時間はすべての人に平等に与えられた資産。 この資産は増やすことはできないけれど、使い方次第で貧しくも豊にもなる。 そんな大切な資産である時間を有効に使うため、道具としての手帳+α… もっと読む
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時間管理、それとも自己管理?

こんなことばを聞いたことがあります。 時間というものは確かに目に見えるものではなく、自分でなんとかできるものではありません。 でも、自分の行動は自分で管理することができます。 手帳はそんな掴みどころのない時間を可視化して自分の行動に結びつけることができる道具だと思います。 たとえば、自分の一日の過ごし方のログを取ってみるのはどうでしょうか? 何時から何時まで何をしていたかを振り返ることができます。 そうすると、「時間が無い」というのは実は間違いであり、 「時間はあ

手帳のサイズに制限があることのメリットについて

みなさんこんにちは。 手帳を使用する時、一番頭を悩ませるのが手帳のサイズだと思います。 サイズというのは、手帳の大きさ、厚さ、つまりどれだけのページを使用できて情報を持ち運べるのかということです。 私は現在メインの手帳としてfILOFAXのヘリテージを使用しています。 この手帳のサイズはバイブルサイズでリングの経は23ミリです。 システム手帳を使用するとき、まずは手帳の大きさをどのサイズにしようかと考えると思いますが、これは綴じタイプの手帳も同じことだと思います。 ミ

自由な心を手に入れるノートの使い方

モーニング・ページというものがあります。 ジュリア・キャメロン著「ずっとやしたかったことを、やりなさい。」で紹介されている創造性を回復するツールの一つです。 毎朝ノートに3ページほど、自分の中にある意識を何でも書き綴るというもの。 書くことはとにかくなんでも良いのです。 今日何しようでも、お腹すいたでも、眠いでも、書くこと無いでも、 とにかく手を動かしてノートに文字を書き出す。 そうすると、はじめはこんなこと書いても良いのだろうか? 思っていても良いのだろうか? など・

ノートを更新したらやるべきこと

4月から使い始めたキャンパスノートも5冊目に入りました。 今日は、ノートを更新したときに私がまずはじめにすることをご紹介したいと思います。 1. ノートの表紙に番号を書き込む はじめにすべきはノートの表紙にノートの番号を書き込むことです。 古いノートには使い始めと使い終わりの日付も記入しておきます。 こうすることで、後でノートを検索するときにぐっと便利になります。 今のペースでいくと、1ヶ月〜1ヶ月半で一冊のノートを使い切っています。 そうすると、だいたいノートによっ

頭の中身をかたちにするにはある程度のノートの大きさが必要

そのときによってムラはあるものの、大体月に一冊ノートを使っています。 今使っているノートはCampusノートのB5サイズです。 会話や頭の中のモヤモヤを文字にすると客観的に内容を整理することができます。 大切なことは後でシステム手帳へ移し、継続して思考を巡らせています。 ノートはとにかく瞬発力が勝負だと思っています。 文字は決してきれいではありませんが、こだわらず、頭の中にあることを書き出すことを大切にしています。 このときに必要なのがある程度の大きさです。 これまでA6

新人研修で「手帳の使い方」を学ぶべき5つの理由

みなさん、こんにちは。 これまでに「手帳(ノート)の使い方」を改めて学んだことがあるでしょうか? 私の経験では、改めて誰かから教えてもらったことはなく、改めて学んだのは職場の上司や先輩の姿を見てまねしてみたり、本を通してでした。 40代に入った今でも手帳の使い方は試行錯誤なのですが、実はもっと早くに学んでいたらと未だに思うことがあります。 そこで、今回は社会人一年目の新人研修で「手帳の使い方」を学ぶべき5つの理由をお伝えしたいと思います。 この記事を読んでいただき、そ

GTDをシステム手帳に応用してストレスフリーを手に入れよう!

みなさん、こんにちは。 今回は、GTDを手帳に応用することで、頭とタスクをスッキリさせ、ストレスを軽減させる方法をご紹介します。 実は、かつて私自身いろいろな予定やタスクに追われ、物理的にも精神的にもゴチャゴチャしていて頭の中は常にモヤッとした状態が続いていました。 つまり、いつも得体のしれないストレスを背負っていた状態だったのです。 そう、この「得体のしれない」というのが困ったものなのです。 私たちのストレスの大半はもしかしたら、この「得体のしれない」モヤモヤとしたもの

社会人になったら、手帳とノートは手に入れよう。

みなさんこんにちは。 もうすぐ6月、4月から新社会人になった方もだいぶ職場になれてきたのではないでしょうか。 さて、みなさんは手帳とノートしっかり使いこなしていますか? 学生のときは自己管理はあくまでも自分のためで良いのですが、社会人になったら自己管理が職場やチームのメンバーにも影響してきます。 仕事の大切なポイントである手帳やノートの使い方。 職場では改めて教えてもらうことはないかもしれません。 先輩や上司の使っているアイテムを見ることはあるかもしれませんが、その使い方

手帳の使い方の基本

「フランクリン自伝」は、アメリカ合衆国の建国の父とも呼ばれ、100ドル紙幣の肖像としても名高いベンジャミン・フランクリンBenjamin Franklinの自伝です。 ここには現代のタイムマネジメントの考え方の古典、基礎となるシステムが述べられています。 フランクリンが大成した理由の一つに「習慣」があります。 フランクリンは、自らの生活を律して良い習慣を身につけることで自らを成長させようとしました。 13の徳目を掲げ、それを一定期間のテーマにして集中するという方法でし