MuscleHome IoTダンベル
私は筋トレが趣味で、筋トレに関するデバイスを製作しております。
その中でも代表的な製品は、IoTダンベルです。
IoTダンベル
製作目的
IoTダンベルを作った動機は、妻に筋トレをしてほしかったからです。
私はほぼ毎日トレーニングジムに行き、筋トレをしているのですが、私の妻は大の運動嫌いで、ジムに行くことを嫌います。
私は、鍛えられた女性をトレーニングジムで見る機会が多いため、体を鍛える情勢はハツラツとしていて素晴らしいなといつも思っておりました。
妻にも何とかして運動をしてほしいと考え、製作しました。
MuscleHomeの仮説
生活の中に筋トレが必要な状況を作ってしまえば、筋トレをするのではないか?
誰でも、テレビは見るし、電気もつける、エアコンも使う。
その動線に筋トレを入れてしまおう!そうすれば筋トレをしなければいけないし、筋トレをするようになるだろうと、そんな仮説からMuscleHomeは生まれました。
IoTダンベル 機能
機能はシンプルです。
1.ダンベルを持ち、持ち上げて筋トレをする
2.設定した回数を持ち上げるとダンベルから赤外線信号が出力され、テレビ、エアコン、ライトなどの操作ができます
筋トレに詳しい方なら分かると思いますが、ダンベルの動かし方(持ち上げる角度)によってさまざまな筋肉を鍛えられ分けができます。
以下が、テレビ用の出力例です。
同じテレビ局ばかりを見ていると、そこの筋肉だけが肥大化する恐れもあります。。
IoTダンベル 技術的詳細
〇加速度センサ
本製品のコアの技術は、加速度センサです。
適切に配置された加速度センサから、ダンベルがどのような動きをしているのか読み取らないといけません。
ここに大変苦労しました。。
〇赤外線出力
赤外線出力について、一般的にテレビのリモコン操作は、テレビから3m近く離れて利用します。
そのため秋月電子などで売られている赤外線出力部品では、出力が足りず、テレビに近づかないと、信号が届かない課題がありました。
そのため最適な部品選定と、出力を最大限にした仕様にしました。
〇誤動作防止
サイドレイズでテレビの音量を上げようとしたのに、ダンベルシュラッグを検知し、目的と異なる出力がされ、日テレに変わるなどの誤動作も課題でした。
これについては、妻にダンベルを動かしてもらい、測定した加速度センサの最適化を行いました。
また誤動作を絶対的に防止するため、モード切替ボタンもつけました。
これにより、行いたい出力をボタンを押してセットし、誤動作がないようにも設定しました。
メディア
〇トレンドたまご 2020年1月6日
幸運なことにテレビ東京WBS内のトレンドたまごに取り上げていただきました。
〇ラジオライフ2020年12月号
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