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20代の頃の失敗経験から学んだ3つのこと

最近、うちのスタジオをメディアにたくさん取り上げていただいているおかげか、「活躍してますね!」「順調ですね!」「どうやってやっているのか教えてください」といったお声をかけていただくことが増えました。まだまだ全く活躍してないですし、全くもって順調でもなく、お伝えできることは何もありません😅

ただ、これまでのキャリアの中でたくさん失敗してきたことを今、生かせているんだろうなという想いはあり、今日は、失敗経験、特に、20代の頃の私が失敗経験から学んだ3つのことについてご紹介したいと思います。

その1:自分1人では何もできない

入社3年目の時、とある業務を立ち上げるミッションを背負って子会社に出向することになりました。プロジェクトマネジャーに拝命され、まだ20半ばそこそこの生意気女子だった私。「親会社からきてるんだからミッションをそのまま伝えれば言う通りにやってくれるんだろう」と鷹をくくって、意気揚々としていました。

その時に、子会社の方から言われた一言は、今でも忘れません。

「あなたなんてどうせ、新人時代から私よりもたくさん給料をもらってるんでしょ」

そして、当たり前のようになかなか協力してもらうことができず、徹夜してでも1人で業務をこなす日々が続いたのでした。

「自分1人では何もできない」「私がスタンスを変えないといけない」ということにようやく気づいたのは、その後、体を壊して入院することになってからです。

それからは少しずつ周囲の方との関係が改善され、プロジェクトがうまく進められるようになりました。

その2:自分の軸がなければ仕事は進まない

私がマネジメントしていたプロジェクトは、アメリカ・イギリス・中国と協力しながら進めるグローバルプロジェクトでした。前述のように、同じ日本人の間でさえ協力してもらえなかった私が、グローバルでうまくいくわけがありません。

特に印象に残っているのは、アメリカ人との交渉の仕方です。

アメリカ人の方には、プロジェクトのコンセプトづくりのところで沢山関わって頂いていました。そこでよく言われていたのは、「アメリカ人の目から見たらこれが当たり前」という言葉。

純ジャパニーズの私はただその言葉を信じるしかなく、翻弄されながらもその通りに修正する、ということを繰り返していたのですが・・。

だんだん分かりました。

「この担当者、まるで自分がアメリカ人を代表しているような言い方をしてるけど、実はこの人の個人的な意見じゃないか?!」

合っているとか間違っているとか関係なく、自分の軸を持つことが大事。

それが分かってからは、担当者の意見は聞きつつも、「本当にそれがグローバルな目線でベストな解なのか」を考え、少しずつ調整しながら前に進めていけるようになりました。

その3:物事は計画通りに進むものじゃない

プロジェクトは、グローバルにまたがっていることに加えて、10社近くの会社に業務を委託し、100人近くの方に協力してもらいながら進める大規模なものでした。

プロジェクト開始から2年が経ち、プロジェクトマネジメント業務にも段々慣れてきた私。ガントチャートを作ってそれを関係者に共有し、納品してもらい・・・というルーティンをうまく回せるようになってきました。

中国の会社に協力いただくようになったのは、ちょうどその頃です。英語版と日本語版で作り上げたものを中国語版にする、ということで、ガントチャートを使って、中国の会社にもスケジュールを共有していました。

「●日までに仕上げてくださいね」との依頼に対して担当の方から快諾いただいていたので安心していたのですが、その日になると何もできていないということの連発。最初はびっくりして、「ひどいじゃないですか」「いつ出来るんですか」と交渉していたのですが、結局何も進む気配なし。

ようやく悟りました。

「海外旅行の時に電車が時間通りに来るわけじゃないのと一緒で、約束したからといって必ずしも計画通りに進むわけじゃないんだ」

結局、別の形で協力いただく方向へと軌道修正し、何とかプロジェクトを期限通りに終えることができたのでした。

・・・・・・・

今年4月に立ち上げたオンラインフィットネススタジオ「WOKROUT COMMUNITY」は、まさにこれらの失敗経験からの学びが生かされているものです。私が分からないことを教えてくれる方、できないことを助けてくれる方など、多くの方々に助けていただき、少しずつ認知度をアップさせることができてきました。

また、メインのレッスンとして提供しているラグリーフィットネスはアメリカから輸入しているものです。「コロナ禍であってもどうしても日本で立ち上げたい」という強い気持ちなしには実現できませんでした。

そして、立ち上げから半年以上が経過した今でも、計画通りに進むことはほとんどありません。日々軌道修正し、改善を繰り返すことで、何とかここまでやってこれました。

先日は、長引くコロナ禍に負けない健康な心と体づくりをさらに幅広く支援すべく、抹茶プロテインやコールドプレスジュース等を販売するオンラインストアや法人向けライブレッスンなど、個人向け・法人向けオンラインサービスを拡充しています。

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