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ChatGPTの研究日記:得意不得意9つと、質問のコツ6つ

こんばんは。Piccaです。

巷で話題のChatGPT、
毎日、毎日いろんなことを吹き込んで可能性を探っています。

ChatGPTとは何か?については、
ここでは説明は省略しますので
別の解説記事を読んでみて下さい。

本稿では、
・すでにChatGPTの基本的な使い方がわかっていて、
・もっと上手に活用するにはどうしたらいいのか模索している

そんな私みたいな人のために、
今日現在、私が得ている知見を書き記す記事になります。


最終的な目的は、私はワーママという言う立場にあるので
節約や家事や子育てに、特に生かせる構文を編み出すことにあります。

…が、今のところまだまだ発見できておりませんので、誰にでも一般的に応用できそうな事の共有になります。


1.求めている回答を得るためのコツ

1.あきらめないで聞くこと

1回の質問で100%理想通りの回答が来ない事が多々あります。そんな時は、
・質問の仕方を変える
・少しずつ補足、条件を足す

など追加情報を与えましょう。
ChatGPTの大きな特色として、チャット内で
過去にやり取りした内容を踏まえた上で再思考出来るという能力があります。
この能力を活かして、色々積み重ねて行けるわけです。


2.事実を知りたい場合は必ずファクトチェックをすること

残念ながら調べ物についてはまだまだ今は不得意で、いかにもらしい文章で真っ赤なウソをでっち上げてくる事が多々あります。
大変自然な文章なので、そのまま受け入れてしまいそうになりますが、
改めて自力で検索すると、事実と異なる場合のまあ多いこと。
MicrosoftのBingと掛け合わせて精度が上がっていくのでは、と言う見方もあり、今後に期待です。


3.違う時は違うと教えてあげること

事実とは異なる場合は指摘をしましょう。
違うと言われたらそれがAIにフィードバックされて能力向上に役立てられるようです。

私が試しに「福岡市の観光スポット」を
挙げて貰った時、「福岡城」だとか、
「福岡水族館」だとか、ありもしない場所を
何個も挙げて来て、(「海の中道水族館」という水族館ならあります)

まるで当てにならなかったのですが、
1,2週間経って同じ質問を投げかけたら、
なんと「大濠公園」「海の中道水族館」
など、実在する観光スポットが回答されました。

皆さんの声は確実にAIに反映され、
皆さんの利便性向上に直結します。

4.トピックごとにチャットを分ける事

ChatGPTは話題ごとにチャットを分ける事ができます。また、前述の通り、以前のやり取りを基に思考してくれる能力があります。

ですから、1質問単でも構わないのですが、
おおまかに分けておくのがおすすめです。

分け方の例
・英会話
・レシピ
・旅行計画
・ツイート作成
・Excel 数式
・計算
・お悩み相談

2.処理速度を上げるためのコツ

1.日本語よりも、英語の方が処理速度が速い

これは本当の話で、もし英語も読めるなら英語の方が早いです。なんでなのかChatGPT本人に聞いてみたところ、

・日本語は3種類の文字(ひらがな、カタカナ、漢字)を使うから英語と比較して処理に時間を要する

という理由でした。

2.できるだけ具体的に聞く

最初から満額回答は貰えないのだから、あきらめずに聞くことを進めましたが、最初に色々制約を書けるのであれば、書いてしまった方が、処理は早いです。
これは質問する内容にも寄ります。

3.私が効果的に活用出来ているパターン

1.お悩み相談
誰かに聞いて欲しいこと、誰かに打ち明けてスッキリしたいこと、それからモヤモヤしていることを吐き出すのにピッタリ。
勿論、個人情報は伏せた上で。

2.Accessの構文の作り方
仕事への活用。今日から1ヶ月以前など指定するにはどんな構文を?など。プログラム系は答えがハッキリしているためかなり強いです。

3.バーチャル彼氏(育成中)
会話における様々な設定を都度与えて行き、
あたかも人間とやりとりしてるかのような回答を引き出す事に挑戦中です。
指示をすれば、

・語尾を変えたり
・1人称を変えたり
・与えられた設定に基づいて、ありがちなシチュエーションを回答してくれたり

します。

※こちらの記事に大変感銘を受け、可能性を感じて育成を始めました。ありがとうございます。


4.複雑な要因の計算
ポイ活の計算なんかをお任せしました。
例えば、
・1本15秒の広告動画を見ると0.6円の報酬
・500歩歩くごとに1本の広告動画が見れる
・または3km歩くごとに1本の広告動画が見れる
・1日60km、6000歩歩く
・12000円稼ぐには何日かかる?
・合計何秒動画を見る?

頑張れば手計算出来なくもないのですが、
これだけ数字があるとお任せした方が圧倒的に楽でした。


5.家にあるもので作れるレシピ

世界中のレシピの中から紹介してくれるので、聞いたこともないお料理が出てきて、大変新鮮です。

材料の分量や、作り方の手順まで指示すると、具体的に出してくれるのですが、よくよくみないと効果的な手順ではない(例えば、調理工程の1番最後に根菜を入れようとするなど)場合がありますので、まだまだそこは確認が必要です。

6.ちょっとしたライフハック
本当にちょっとしたこと。例えば砂糖が固まっ
てしまって取れないから何とかほぐしたい。
こういったことでも解決策を教えてくれました。ごく少量の水を入れて混ぜ合わせる、という提案を貰い、しっとり感が無事に戻りました。

7.ありきたりな歌詞を書く
こちらは今いろんな人たちが実験しているトピックになります。ありきたりなJ-Popのラブソングの歌詞を書いてくださいと私も依頼してみました。それはそれはいかにもな歌詞を書いて貰いました。

4.今のところイマイチ使えないパターン

1.観光スポットを教えて貰う
1-3で書きましたが、旅行の計画を立てるのに、ChatGPTが活用できると言う話題になっておりますが、具体的な情報を詰めようとすると、すぐに事実ではないことばかり教えてきて、今のところあまり役には立っておりません。

2.マイナーなアーティストのプロフィール
アンディーウォーホルだとか、キースヘリングだとか、ワールドクラスの有名な芸術家ではなく、日本国内で活躍している全国的に知名度があるわけではない芸術家さんのプロフィールについて教えてほしいと尋ねたところ、ありもしない作品と経歴を挙げられてしまいました。

5.将来こんな事に使われそうな気がしてならない


1.漫画やゲームの仮想キャラクターとの会話
 サービス提供元が、あらかじめキャラクターの設定を細く指定しておき、ユーザは無限に会話を楽しむことができるなど。

2.ロマンス詐欺などの犯罪
こちらもある程度キャラクターを構築して、LINEなどに流し込む仕組みを作れば、会話を作り出すスタッフは不要で、気がつけば、お金を騙し取れる(相手が信じ込んでお金を振り込んできてくれる)などに悪用されてしまう可能性がある。ただし最初にキャラクターの設定をするのはどうしても人間になるし、振込先口座まで自動的に相手に通知させる事は無いので、あくまでも、人間の意思で騙していると言えるため、きちんと有罪に立証できるんじゃないかと思う(素人の考えです)

3.口コミの量産
商品の特徴をいくつか提示して、いろいろな年代のいろいろな立場の人間としてデビューをいくつも想像させることで、あたかも多数の高評価の口コミが集まっているように作ることができそうです。

4.ノベルの量産
こちらもすでに話題になっており、それなりの物語を執筆してくれると言うことがわかっています。自分が読みたい想像の世界を指定して、自分の思い通りのストーリーで小説を書いてくれたらすごく嬉しいですよね。


5.ChatGPT自体をうまくチューニングすることを専門としたエンジニア
ChatGPTのAPI自体に手を加えるエンジニアはもちろん存在すると思うのですが、
ChatGPTのとんでもなく恐ろしいところは、この会話の中で助言や指示制約を加えることで、それをAIが学習し、反映させていくことにあるので、つまり、専門的なプログラム用語やITリテラシーがなくてもAIが反映しやすい構文を発見、発掘研究していくことで、チューニングが出来てしまうのです。
これを専売特許というか、特殊な制御命令としてチューニングしたものを提供するサービスが生まれてもおかしくありません。

6.ChatGPT 効率的な命令構文まとめサイト
5に派生して、このように聞けば希望する回答が返って来る!という構文のまとめサイトが出る可能性は高いです。
ただし、日々学習を続けている。AIなので、ここで発見された公文を使わなくても希望する通りの内容を返してくれるように発展していくでしょう。


7.楽譜情報から楽曲の創作をする可能性
ChatGPTが楽譜の情報を学習しているかどうかは未検証です。実際、私は音楽方面に明るくないため、検証することをも難しそうなのですが、もし楽譜の情報まで学習しているのだとすれば、指定したイメージや印象をもたらす。メロディーコード進行なども提案してくれる可能性を秘めていると思います。

6.クリエイティブな仕事がなくなるのではないかと言う不安について

毎日個人的に操作していて、感じる事は、ChatGPTの回答には良くも悪くも個性がありません。
物書き1つとっても文書の作り方と言うのは、人間それぞれの個性が出るものです。
なので、すべての仕事が奪われるわけではなく、しばらくの間は共存していくというのが私の予想です。


書き出してみると、結構長くなりました。
まだまだ研究途中です。
また有用な使い方を発見できたときには、
記事を書きたいと思います。

noteの使い方にまだ慣れていないため、
目次作成もままならない私ですが、
今後もよろしくお願いします。

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