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『今、ここ』に意識を集中するエクササイズ 〜マインドフルネス入門〜   ジャン・チョーズン・ベイズ著 高橋由紀子訳     日本実業出版社

 マインドフルネス、って最近よく目にすることがあると思うのですが、実際にやったことあるでしょうか?

 わたしの場合は、興味がありつつも、なんとなーく…瞑想?座禅?ヨガ?難しそう?…と、遠巻きにしてました。

そんなわたしでも、できそう!と思ったし、この本に載っているエクササイズはどれも身近で実践しやすかったため、
マインドフルネスの入門書としておすすめです。

p1~ 抜粋します。


日本語版序文より


『今していることに注意を向ける』

『気づきのトレーニング』

『心のメンテナンス』

 これまでのマインドフルネス関連と、この本はとくに次の点で異なる。これまでの本は、「座禅をしなさい」「日記を書こう」など「これをやりなさい、あれをやろう」と、読者が今までにやったこともないことに時間をとらせようとしていた。でも、やったこともないことに時間をかけるのは、忙しいから無理となりがちだ。一方、この本は、「『身のまわりの音』に耳を澄ます」(week9)や「『お腹の空き具合』を意識する」(week49)など、これまで「やっていること」をもとに、視点を変えて注意を向けるので実践しやすい。

(中略)

  この本は「『イヤだ』という気持ちを意識する」(week35)など、ネガティブな感情的にも注意を向ける点もバランスがいい。

  この本で紹介している53のエクササイズ(=week)は、即効性のあるものがおおい。

「日めくりカレンダー」ならぬ、「週めくりカ」的に、一つ一つのエクササイズをじっくりと味わいながら、それこそ意識を集中して実践してみてほしい。

2016年7月 予防医学研究者 石川善樹


  ここからは、自分の感想です。

 家庭、職場などの人間関係や、自分の体調、イライラ感などに振り回されがちだったので、マインドフルネスに関心を持ち、本屋で探したところ、この本に出合いました。

   この本の一番気に入っているポイントは、

part 2 マインドフルネスを日常で実践する53の練習 p40~ です。

 53のエクササイズのなかから、ピンときたものを選び、1週間練習するのです。

  ちなみに、よくやるエクササイズは、

week 1「利き手でないほうの手」を使う

week 7 姿勢を意識する

week 44 「いらだつ心」を意識する

week53 場所やモノを今よりよくして去る

など。

  実践してみると、その瞬間は「今していること」に集中できるので、心が落ち着きます。いろいろ考えすぎてワーッとなりそうになると、エクササイズします。すると、他人に感情をぶつけることが減り、冷静に対応できるようになりました。結果、人を責めなくなり、人間関係が和やかになりました。それが一番助かってます。よかったら読んでみてください🙇




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