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体調不良の夫を労われない私は性格が悪い

3年ほど前の夫の体調不良には、最後まで労わりの気持ちなんて湧かなかった。

いろんな病院へ行ったり、背中や首の痛みで目が覚めてしまうために寝具をいろいろ試したり、整体へ行ったり、とにかくいろんなことを本人なりに思考錯誤していたら、夫の症状は次第に落ち着いてきた。

それから3年ほど経った最近、たまにある風邪などで夫が体調を崩した時、

『やれやれ』という気持ちと同時に、普通に、ごく自然に、『労わり』の感情が自分の中に浮かび、

「おお・・・」

とひとり感慨にふけった。

『あなたはやっぱりそこにいたのね。久しぶり。』

という感じ。

なぜだろう。

3年前は顔を覗かせることすらなかった『労わり』の気持ちが、今、同じ私の心に湧くのは、なぜなんだろう。

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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。 その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。 ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。 (月4回更新/初月無料)

ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…

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