意外にも夫にちょっとした衝撃を与えることができた質問
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これまでずっと、諦めていた。
ふとした世間話の中で夫の言い方に傷つき、そしていつもは我が身を反省していた。
夫に世間話なんかした私が悪い。
油断した私が悪いんだ。
気をつけよう。
それを一体、何度繰り返しただろう。本当に大げさではなく、この展開は30回くらいは繰り返したんじゃないだろうか。
でもやはりよく考えると、『世間話』ができない家族ってどうなんだろうか。それって『良い関係』なんだろうか。
在宅勤務の昨今。
たまに突然夫が、私が仕事している部屋に入ってくる。
「あのね、聞いてよ。」
よほど、よほど切羽詰まっていない限り、にこやかに振り向き、体を向け、話を聞き、いい感じの相槌を打つ。これがもう、私の体に染み付いた対応だ。まして夫は私の『好きな人間』のうちの1人で、彼の心を不用意に意味もなく傷つけるという文化は私の中にはない。思いつきもしない。もちろん喧嘩中のことなら話は違うだろうが、なんでもないときだ。
話の内容がどれだけ興味がないことでも、不用意にはねつけたりはしない。
「そうなんだ・・・あまり興味はないけど、なるほどね~。」
いい感じに会話に区切りをつけ、彼がご機嫌のまま部屋に戻るまで話を続けることも、別に嫌でもないし、私にとっては自然なことだ。
でも夫にとってはそれが『自然』ではないということが、私はずっと気になっていたのだ。
ある日の夕方。
子供たちがご飯を食べ終え、テレビを見始め、私はキッチンの片付けを終え、夫はリビングでゴロゴロしていて、私はふとカレンダーを眺めていた。
『トラ(長男)プール』
6月のある平日にそう書き込んであった。
夫が書き込んでおいてくれた、長男トラの学校のプールの予定。プールにはいろいろ用意するものがあるため、書き込んでおいてくれたのだ。
…でも、6月?
「6月からプール入るんだっけ!?早くない?」
素朴な疑問が口をついて出た。
予想していた夫の返答としては、
「そうみたいだね。早いよね~」とか、
「7月じゃないんだね~」とか、
「うん・・・」とか。
別になんてことない、ありふれた『共有』だ。夫が私に話しかけてくるのと同じ、なんてことない『感情の共有』。驚きや疑問、納得や感動を『共有』するだけだ。これぞ『世間話』。
しかし返ってきたのは、予想外というか、でも私にとっては『またか』とも言える、不意の平手打ち的反応。
「知らね~よ~・・・そんなの俺に聞くなよ・・・俺は主催者じゃね~んだよ~・・・」
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夫婦サバイバル(ワーキングマザー編)
ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
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