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収入の高低と家事育児負担と、大黒柱と公平と平等。

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長男トラ(7)が、聞いてきた。

「トラくんとタツくん、どっちが大事?」

ママにとってはどっちも同じくらい大事であること。

「ママとパパどっちが大事?」って聞いて、トラくんが「ママ」って答えたとき、パパはどう思うと思う?

そんな話をしていた。それを聞いていた無垢な次男タツ(5)がこう言った。

「タツくんがいちばん大事なのは、トラくん!そんで、次はパパ。次がママでしょ~…」

無垢で何も考えていない分、タツの正直な気持ちなのだと思った。タツにとってはママよりパパなのだ、もはや。そして私はそれを、『ちょうどいい』と感じた。すごくいいことだと思った。

嫉妬や焦りはない。タツが生まれて、その辺りからやっと夫の本格的な育児参加が始まった。最初こそお客さん扱いして欲しそうだったが、徐々に夫は、『自分の幸せ』について考え、その中で育児や子供、家族の占める領域について考え、遂にタツにとっての『いちばん』のポジションに着いた。(正確に言うとタツの『いちばん』は兄のトラなのだが)

タツにとっては、ママよりもパパなのだ。

それは見てみてもわかる。性格的にとても相性のいいふたりであることもあるかもしれない。タツは私のように言葉攻めされるより、夫のようにくすぐったりじゃれたり戦いごっこしながら学び楽しむ子なのだ。(私にはできない)でもそれは、夫の育児に対する当事者意識なくしては得られない愛着であることも事実だ。

私は夫に、私と同程度の育児参加を求めて戦った。抵抗する彼を追い詰め、逃げ道をふさぎ、

「当事者であれ。」

と首に刃物を突き付けるように求めた。結果彼は私の言うことを受け入れてくれた。私の望みを受け入れる形でもあり、彼の幸せのためでもあり。そしてまたその結果、私はいまとても幸福で、夫も幸福そうで、精神的に余裕のある私たちと暮らす子供たちも幸せそうに見える。正確なところは本人たちに聞かないとわからないけど。


ある男性(夫)のこんなつぶやきをTwitterで見かけた。

家族全員分の収入を稼ぐことを夫に押し付けながら、その上で妻と同じだけ子供と関わることを求めるのは正当なのか。


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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。 その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。 ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。 (月4回更新/初月無料)

ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…

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