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認知症になったら透析はできるのか…

こんばんは、ビジネスケアラーのtakaです。
連日の猛暑、お疲れ様です。

明日から、父が透析の準備で入院する事になり、ちょっと慌しくブログお休みしました。

認知症で透析できるの??と思われる方も
いらっしゃると思いますが、大丈夫です。

もちろん先生方によって、認知症の人に対する理解、寄り添う体制は違います。

実は数ヶ月前に脱腸の治療で、初めて入院した病院は、うちは認知症の人には対応できかねますので、家族の付き添いをお願いしますと言われて…
仕方なく、私と妹で交代で、日中は一日中、夜は手術日に付き添いをしました。
妹は有給休暇を使ったり、リモートワークで対応していました。私は営業なので、半リモートでデスクワークを付き添いの日に組み込んで対応しました。

手術日の夜中は混乱して、点滴や尿道カテーテルを今にも抜管しそうな父を朦朧としながら、説得したり、怒ったり。
父の不穏行動を見守りました。
でも日頃の介護よりもまして、病院の付き添いは精神的にすごくきつかったです。
仕事ができないのに、父のわがままはますばかり。帰りたい帰りたい口撃。
情け無い…なんで病院なのに、家族が面倒をみないといけないのか。


私は若い時に病院勤務をしていましたが、今の時代に、ここまで認知症に理解のない病院があるのだと、かなり驚きました。
それぞれなのかもしれませんが…

幸いにして今度の父の今の腎泌尿器科の主治医は全く違っていて、
先日、透析が決まった日にこう仰って下さいました。
「最後まで面倒みるから任せなさい。心配いらないよ。認知症でも透析はできるから大丈夫。
もしお父さんが家から施設に入っても、迎えにいって透析は受けれるし。
在宅で急に預けたい時も介護医療院も併設してるから。その為に、僕は、全部関連施設用意してるんだよ。なーんにも心配いらないよ」と仰ってくださり、
主治医の力強い言葉に、これ程の患者家族に勇気を頂いた事はありません。

まさか、こんなにも心丈夫な主治医に巡り会えるとは思っていませんでしたので、神様に救われた思いでした。


【仕事と介護の両立は最初が1番キツイ】

思い返せば、1年8ヶ月前に父が
認知症の疑いがあるからと、前の主治医から半ば放り出されたような形になった時には、
これからどうしよう…という気持ちと、何としても父を守らねば…私しかいないんだからと思い直して、新しい主治医の病院をたずねました。

毎回、何もかも自分が決断して、判断を間違わないように、油断なく頑張らないといけない。

介護審査と病院の日々。
次から次にでてくる病院への通院。
めちゃくちゃ気が張って、でも仕事も疎かになって。職場でもしんどくて。
本当にキツイ毎日でした。

会社や周りには、
「あなたばかりしなくてもいいんじゃない?
さっさと預けたら?仕事できないでしょう」
「貧乏クジひいたね」
「親はあなたがみても、あなたは誰が見てくれるの?可哀想だね」
優しさや気遣いでかけて頂いたであろう言葉もその時の私には、ただのプレッシャーにしかならず、悔しくて悲しかったです。

私は心の中で、あなたは立場が違うでしょう。
言うのは簡単だよ。あなたにはわからない。
介護はまだ始まったばかり。両親をどうするかは、私が納得するまでやってから決める。他人にうちの家庭の事にとやかく言われる筋合いはない。とバリアーはりまくっていました。

そう言えばブチ切れて、会社で一度そう言ったことがあったような、なかったような 汗


その後、同じ介護仲間だと分かった周りのお客様とお互いの親の話や思いを打ち明ける中で、私のイガグリ心もすっかり癒されて、両親の介護が少しずつ、上手く付き合っていけるようになりました。

今は笑える話になりましたが、
会社や世の中にビジネスケアラーをもっと理解してほしい。助けてくれとは言わないが、温かく見守ってほしい。そう思っていました。
ですが、ふと、こんな事なんて思ってたら、
ただ苦しいだけ。
誰かが理解したって、どうにかなんてしてはくれない。
と気がつきました。

言われて悔しいなら、自分が働きやすいようにどう、変わるか。
介護のあらゆる使える手段をどう使うか?
を考えるうちに、一つの答えが見つかりました。

自分と両親の納得できる落とし所を見つける。
何度も何度も母とケンカをしながら、話あいをし、挫折しかかりながらも、山は超える事ができました。

初期の混乱に、悔しくて苦しい、孤独な思い。
これはビジネスケアラーのみんなが一度や二度は感じてるはず。
今も苦しんでるかもしれない。

この時の思いから、ビジネスケアラーの会を立ち上げる準備を進めています。

ビジネスケアラーの仲間同士で繋がって、
辛い時も支えあって、お互いの経験や思いを伝えあって、認め合う。
そして今のこの時を乗り切っていけたら、少し幸せな介護時間になるんじゃないかなと思います。


透析の話から外れちゃいましたが、
熱く語ってしまいました。

私の父はこれから認知症➕透析➕➕です。
父の体調にも益々配慮が必要になりますが、
支出の面も大きく変化が出てきます。

障害者手帳を持ったら、実際どう変わるかなど、
またお伝えできる事が増えていくのでは…と思います。

ビジネスケアラーの仲間とたくさん話あえる日を楽しみにしています

今日はこの辺で

ビジネスケアラーのtakaでした。
おやすみなさい
良い夢を!

#在宅介護 #認知症 #ビジネスケアラー

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