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It’s a poppin time(Tatsuro Yamashita presents)
山下達郎さんの新作、Softlyがオリコンチャート1位になった。11年ぶりの新作だ。
どんな想いで、このアルバムを制作したかしるべく、可能な限りたくさんのラジオ番組を聴くことにした。
なかでも、クリス松村さんのインタビューが秀逸で、いつも聞いてほしいことを聞いてくれる松村さんに感謝したい。
このインタビューで印象に残った言葉を引用したい。
よく夢っていうことが必ず言われるんですよ。
バブルの時代から。音楽的なところでも、
夢を持って壁を乗り越えて、俺の夢を叶えるんだとか、夢は必ず叶うとか、壁乗り越えて頑張ろうとかあるんだけど。
人力飛行機の話でいつも申し上げてるんですけど、夢っていうのは70%くらい叶わないんですよ。現実問題として。
みんな夢が完璧に叶うやつなんてだれもいなくて、それとの折り合いをつけてどうしようかという苦悩と挫折の中から、自分の道を選んでいかなければいけない。
夢を叶わなかったときにどうするかっていう教育が日本にはない。
挫折した人間をどうリカバーするかっていうことがないんで、色々精神的なダメージが起こるわけですよ。
夢は叶うと思って、受験したり、いい子になってみたりもした。ところが、いい会社に入ったら幸せになっている人ばかりではない。いい大学が全てを保障してくれるわけじゃない。
そんな光景をみていると、最後には、幸福になるためには、今を受け入れる覚悟が全てなのだと思うようになった。
達郎さんでさえ、今の人生がベストだと言えないと語る。
達郎さんは、インタビューのなかで、自分で解決していくしかないと力強く語る。
日々いろんなことが起きるけど、現実を受け入れて、一つずつ積み上げていきたい。
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