レンタルプレイス

サードプレイスという言葉があります。また当サイトではその次のフォースプレイスも提唱しました。

これらプレイス(場所)の本質は「同じ場所でも扱い方によって序数が変わる」ことです。

たとえば、カフェを交流目的で使うならサード(3)プレイスですし、ひとりで集中する場所として使うならフォース(4)プレイス、仕事するならセカンド(2)プレイスになります。

言い換えるとプレイスのあり方を決めるのは本人であり、プレイスとして使えるかどうかは本人の努力や特性に左右されます。優しくないですね。

近年では、特定の序数に特化した場所をつくって提供するニーズが見られます。これをレンタルプレイスと呼びます。


レンタルプレイス

レンタルプレイスとは、特定の序数に特化した場所をレンタルするあり方を指します。特に個人でも安価で利用できるものを指します。


最もわかりやすい例はテレワークブースです。

テレワークブースは、明確にセカンドプレイス用に設計されています。それ以外の場所として使うことは通常ないでしょう。そもそも設置場所からして、ビジネスパーソンの動線を決め打ちしています。

レンタルプレイスの概念が忠実されているのは、テレワークブースが初めてだと思います。


別の例として、概念的にはカフェ、カラオケ、コワーキングスペース、ラブホテルなども含めることができます。

※通常のホテルは宿泊利用が前提なので含めません。一方、ラブホテルは数時間単位で比較的安価に利用でき、近年では女子会などアジュアルな利用が拡大しています。

既存の場所系サービスを整理してみる。

整理してみると、まだまだ開拓の余地があることに気づきます。たとえば「オープンな個室」や「プライベートな個室」がまだ実例がありません。


メリット

本記事を読むことで得られるメリットは二点あります。

  • 1: 自分なりのプレイスを手に入れるヒントを得ることができる

  • 2: レンタルプレイスというビジネスネタを知ることができる

特に 2: が強いと思います。上述のマトリックスを見てもわかるとおり、レンタルプレイスには開拓の余地があります。ぜひご検討ください。


新しいレンタルプレイスのアイデア

以降では、キラーになるかもしれないアイデアをいくつかご紹介します。

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