スマホじゃダメ?運動会や音楽会といった保育園・学校行事の映像撮影に必要なズーム性能③

ズーム性能の大切なところは、望遠側の数値だけではなく、広角側の数値も大切です。特に保育園・学校行事におけるわが子の撮影では、どれくらい広角にできて、どれくらい望遠にできるかという、この両方が大切です。

運動会・音楽会は広角26mm前後の高倍率ズーム

近くにきた子供も撮りたいし、遠くにいる子供も撮りたい。といった場合の焦点距離は24mm~30mmくらいまでの広角スタートの高倍率レンズを選ぶといいと思います。例えば、望遠側300mmでも広角側が100mmだと近くの子供はかなり撮りずらいです。業界用語っぽいですが、ひけてよれるレンズが理想です。

交換式ミラーレスカメラでレンズ交換をして焦点距離を確保する方法は微妙です

ビデオカメラの場合、レンズとレコーダー(録画する機構)が一体型となっている場合が多いですが、写真用カメラ(動画機能もあり)では、レンズを交換できるタイプのものもあります。レンズ交換をすることで、焦点距離を変更する撮影方法がありますが、子どもの行事の撮影ではあまりおすすめできません。理由はいくつかありますが、まず、一番は時間は刻一刻と流れていて、レンズ交換のためにイベントは待ってくれないからです。レンズ交換は、簡単ですが、いざやってみるとけっこう手間です。レンズ交換中にほこりやチリ、もし雨が降っていれば機械の中に水が入ってしまいます。あせってレンズを落としてしまえば、修理・調整にださなければいけません。また、映像の場合は録画中にズームを操作しなければいけないこともあります。


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