見出し画像

要領の悪い人にサボりグセがあると歳とったときに大変です。

こんにちは、HKRです。

“人に間違った自由を与えると無法地帯になる”という話をしましょう。


現在リラクゼーションサロンにてフリーで勤務するかたわら店長代理の役職も担っています。「店長」といっても名ばかりで、単純に資料作成や面接対応など雑務をちょこちょこやる程度なのですが、それなりの裁量権(=自らの考えに基づいて行動し判断する権利のこと)を行使できるのでお店をコントロールしようと思えばできるでしょう。ですが、私は店長役職をいただいてからほとんどスタッフに指示をしたことはありません。

なぜかというと「職場でスタッフに自由を与えたらどうなるのか?」を知りたかったから。いろんなサービス業を経験し、本を読みあさって実践してきたので「こういう時はこうしよう」と1つの答えを提示することは大体できます。ですがそれは私なりの解答であって、もっと良い方法がこの世にはたくさんあるはず。そういう考えなので放任主義を貫いてここ数年ずっとウォッチしてきました。これは自分がお金を出して建てたお店ではないからできること(笑)。前に勤めていた職場でも似たようなことをやってきたのですが、正社員になる利点の1つだと思います。

立ち寄った秋葉原にて。ずいぶんプッシュされていますね式守さん。


面白いよね、人間って。


放任して皆さんに仕事をお任せしていると一人ひとりの性格が見えてきます。

何を言われずとも自分なりに工夫して仕事をする人。
言われたことはそれなりに行うけれど、それ以外は何もしない人。
最初のうちはキチンとこなすけど、徐々にサボり始める人。
物覚えが悪く、その後もミスをし続ける人⋯。

特に面白いのは徐々にサボり方を覚えていく人。サボるといっても大きく分けて2通りのタイプがいて、“要領よく効率的にサボる人”“単に手を抜いて仕事が雑になっていく人”がいて、後者はどんどん使えない人間へと変貌していきます。

さらに面白いことに、注意して直したところでまた同じようなミスを繰り返す雑な働き方へと戻っていくのです。元からアレな性能であった可能性もありますが、個人的な経験や感覚からして元々はふつうにこなせることも手を抜くクセが身についてしまうと元には戻せないのではないかと思っています。

私の経験でいうと「字の書き方」が思い出されます。

学生時代はそれなりにキレイめに字を書いていたのですが大人になって読書をしながら気になる点をノートや付箋に書き写すということをやっていました。その時「自分しか読まないんだから(字は)適当に書けばいいや」とかなり雑に書き写していたんです(筆記体みたいな感じ)。そうすると、いざキレイに書こうと思ったときに書けなくなっていた自分に気がついたんですね。字のバランスがとても悪く見え、正そうと思っても正しい書き方がパッと出てこない。修正するのに結構苦労しました(っていうか今もあまり⋯)。

雑に行うクセが一度身につくと、正そうと思っても正しい”型“がすでに失われてしまっている。これは注意したほうがいいと思います。そのまま年齢を重ねていくとマジで疎まれる存在になってしまうので(そういう人をたくさん見てきました)。

たぶんコレは”老いる“とは違った性能ダウンなんで、なんとなく人に嫌われてしまうミスの仕方になりがちなんですよね。理由はよくわかりませんが。そしてこういう人が多い職場は放任しているとマジで何でもありの無法地帯になっていくので、時折締めておかないと仕事に責任をもたない人ばかりになってしまうので注意したほうがいいですよ。

⋯まぁそういう人間の堕落っぷりを見て、人って面白いなぁと思いつつ自分がそうならないように努めています。スタッフの気の引き締め方はまた別の機会に。


式守さんのような有能な美女が入店してほしい今日このごろですわ。

※※※

★手技・セルフケアnote

★YouTube

★ネットショップBASE『HFM』


ここから先は

0字

¥ 100

いただいた支援金は身体に関する書籍などの勉強代に使わせていただきます。より良い施術と記事の更新の励みになりますので、ぜひお願いします!!