『電話vsネット』！予約の取り方はいったいどっちが良いの?

2018年7月21日 20:22

皆さんこんにちは。

さて、今日は以前お客様に質問されたことをnoteで回答してみます。

これは"スタッフ側の立場"での回答になりますが、結果的にはお客様にもメリットがある話です。

｢電話予約とネット予約、どちらがいいの?｣

結論から言うと｢どちらでもいい｣です。お客様が来ていただけることが何よりですから⋯。

ただスタッフ側の事情から考えると、それぞれにメリット・デメリットがあります。

電話予約の場合ですと、まず細かい時間の調整が可能になります。ネット予約ができる店舗の場合、予約の管理は大体パソコンでの作業になります(※昔ながらのお店では紙の台帳の場合もあります)。

いままでに複数のネット予約管理サイトを使ってきましたが、ほぼ間違いなく5分単位での時間枠で区切られてた予約を取れるようになっております。

整体師・セラピストは業務委託(完全歩合制)での契約が多く、施術に入ることで報酬が得られるシステムなので、施術の本数(人数×コース)が入れれば入れるほど稼げます。

そのため、稼ぎをしっかりと得たい人間からすると、できるだけ時間のロス(スキマ時間)がないように施術と施術の間の時間がキレイに埋まるようにしたいのが本音です。

電話予約の場合は直接お客様とやりとりができるので、そのあたりの調整がしやすいため、ガッツリ稼ぎたいor人気の整体師・セラピストは電話予約を好みますね。

例えばスタッフが全員施術に入っている場合、電話が鳴れば手を離して電話を取りにいかねばなりません。

場合によっては電話の時間が長くなってしまうこともあり、それがクレームにつながることもあります(※口コミなどに書かれることも...泣)。

こればかりは電話番を雇わないかぎり、どうしようもないことです(※店長が電話番となっているお店もあります)。以前の職場では電話が鳴り止まず、やむなく留守電にするという方法をとっていましたが、それでもクレームになります(泣)。

ネット予約ですと、大体10分～15分単位で予約できる設定になっています。

ネット予約で時間をおさえてもらったほうがお店側としても手間が少なく便利です。お客様側からしても、営業時間に電話で希望の時間が空いているかを確認するよりも24時間ネットでサッと確認できたほうが楽だったり、ポイントが使えてお財布に優しかったりすることもあります。

予約の導線が増えることで広告宣伝効果もあって集客が見込める＆お客様が利用しやすいならばお店側としてもありがたいことですよね。

例えば15時から60分コースで予約が入っているとします。すると施術の終了は16時、そのあとお会計や着替え、ベッドメイクなどの時間を考慮して10~15分のインターバルを取ってあるのが一般的です。

この場合、次の予約が入るのは16時10~15分になります。電話での予約の場合は、お客様のご都合を伺いつつもお店側にとっての理想の時間(※この場合は16時10~15分)に誘導することができます。

(※もちろん無理強いはせずに、あくまで自然に。これはテクニックが必要)

ところがネット予約の場合は16時30分とか、45分にポンっと予約の枠が埋まることは普通にあります。すると、15~30分のスキマ時間ができますよね。

こうなると仮に30分のコース(※最短コースである場合が多い)の施術にも入れない無駄なスキマ時間が生まれます。実はガッツリ稼ぎたい!or指名数の多い人気セラピストは、この無駄なスキマ時間をとても嫌うのです。

こういうスキマ時間も積もっていけば山となり、お金にならない無駄な時間が増えていきます。場合によってはお客様をご案内できない時間が長くなってしまう(=逃してしまう)こともあるので、決してバカにはできません。

まあコチラの都合を書きましたが、無駄な時間をなくすことは結果的にお客様を受け入れる枠を増やすことなので、そこはご理解いただきたいことです。

電話予約とネット予約。どちらにせよメリット・デメリットはあるので、我々お店側が上手いこと調整できるようにしていくのが店長＆スタッフの役目です。

お客様は自分の都合のよい方法をお選びください。まあ、人気のセラピストを指名する場合は電話でご予約のほうが喜ばれるかもしれませんね(^^)

※今後もぜひお読みください♪

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