台湾のデジタル担当大臣 オードリー・タンさんのTwitter

昨夜は台湾のデジタル担当大臣のオードリー・タンさんのツイートに返信をしたところ、なんとご本人からいいねをいただいた。
私のツイートを見ていただいたと思うと、これは嬉しかった…。
大変忙しい中でも、一般の方からのコメントも目を通してくれているんですね。すごい...

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オードリー・タンさんは、新型コロナウイルスの対策でも台湾のIT対策を指揮し、台湾国内でも大変人気が高い方で、日本でもその存在を知る方は増えていると思う。
台湾政府は昨日、海外の方々にマスクを寄付するために、個人の方の寄付を募ることを発表した。


台湾では新型コロナウイルスの感染確認されてから直ちに、国がマスクを管理する配給制の仕組みをとった。
そしてスマートフォンで各薬局等での在庫確認がスムーズにできるようにしている。
そのため、これまでもマスクの数が不足して混乱するという深刻な状況には至らず、生産体制も拡充していったために、配給できる枚数も増え、国民も十分なストックをもつ方も増えてきた。
台湾に住む私の知り合いでも、マスクを十分に確保しているので、今はマスクに関して困っていないという人もだいぶ増えている実感がある。

今回の仕組みとしては、国民がもっているマスクを直接寄付をして送るというのではなく、割り当てられたマスクの購入分を政府に寄付するという方法をとっている。
そうすることで、寄付申請された方の分については、生産している分を政府はそのまま海外の寄付として使用することができる。

オードリー・タンさんは、Compassion & Loveと書いているが、まさにCompassion(思いやり)と愛を分け与えようという素晴らしい試みに思う。
台湾としても国際政治的なことも考えた上での施策であることとは思うが、こうした世界が分断されそうな世の中で、こうして困っている人に「与える」ということは純粋に尊敬する。

私自身はこの2年近く台湾事業を中心にやってきて、多くの台湾の方々とも交流がある。
そうした中で、今回の新型コロナウイルスに関して台湾政府の対応、台湾の方々のアクションなどを初期からだいぶ見てきたので、次のnoteにでも書いてみたいと思う。

まずは、オードリー・タンさんにも返信を読んでいただいたことが嬉しくて書いてしまった。