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次のステージへの一歩、新たな出会いが生まれたワーケーション

初めまして。千葉県在住の髙砂昂大と申します。今回人生ではじめてワーケーションに参加をしました。そこで体験したことや感じたこと、参加することになった経緯などを書かせていただこうと思います。

貸し切り電車でトレインワーケーション

今回私が参加したのは、長野県千曲市でおこなわれていた「レボ系ワーケーション」です。まずは、そのなかの企画としておこなわれていたトレインワーケーションに参加しました。

当日、ワーケーションのために貸し切りされた、しなの鉄道SR-1系車両に乗りました。屋代駅から軽井沢駅を2往復する車両に乗車し、各々自分のパソコンと向き合い、たまに景色を眺めながら仕事をし、好きなタイミングで途中下車をして沿線のまちに繰り出す。他の参加者の方々も、それぞれのワーケーションを満喫していました。

私も屋代駅で降り「和かふぇよろづや」でおいしいランチを食べました。そこにいらっしゃった人達とズボンの作り方について話が盛りあがり、危うく次の電車の時間に遅れそうになりました。急に来た若者を受け入れてくれる寛容なまちの人々に初めて来たまちなのにどこか安心感を覚えました。

ワーケーション参加の経緯はトレイン面接!?

このとき私は、公務員の臨時任用職員として働きながら、次の就職先をさがしている最中でした。知り合いに面白いところがあると紹介されたのは、株式会社鳶髙橋という建設会社。働きたい旨をお伝えすると、社長がワーケーションに参加しているから、一緒に参加してお話しましょうということになりました。いざ来てみると、なんとトレインワーケーションの車内で面接するというのです。

車内アナウンスで面接開始のアナウンスがされ、約20分の面接では、社長とお互いの内なる想いを話し合いました。ほかのワーケーション参加者に見守られながらの面接はとても緊張しましたが、私は考えを素直に話すことができたと思います。ドキドキした面接結果は、「採用!」。なんと面接の結果も車内にアナウンスされ、そのタイミングを狙ったかのように、きれいな浅間山が見えてきて、山や参加者の皆さんに祝福していただきました。

いろんな地域でアイデアソン

1月25日(木)夜は佐久市でJR小海線のこれからについて、1月26日(金)は千曲市を訪れ、千曲市の観光地づくりについて、最終日は軽井沢で参加者同士振返りながらエンディングを迎えました。いろんな地域に出向いては、ワーケーション参加者や地元の方々とアイデアソンをおこないました。

地域によってテーマややり方は違いましたが、地元の人と、ワーケーション参加者がまちで起きてる問題や未来に対して、対等に意見を出し合い、それぞれの意見や話題に対して「もっとこうしたら」「この二つをかけ合わせたら面白そう」と意見を膨らませていく環境は、オフィスではなく、実際に現地に出向いて、町を体験できるワーケーションだからこそできるアイデアソンでした。

レボ系ワーケーションに参加してよかったこと

ワーケーションという言葉自体は知っていました。しかし自分がやるとは思ってなかったし、レボ系ワーケーションのように、ツアーやイベントのような形でおこなわれていることは知らなかったです。ここに来ないと出会えなかった人々とのコミュニケーションは、今まで思いもしてなかったアイデアが出てくる。そんないい経験ができるワーケーションでした。

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