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開業一周年を迎えたフリーランスの収支結果

こんにちは。ここを直接見た人は、はじめまして。夜空きりと申します。
屋号名「クリエイトアコード」で2022年5月10日に開業届を出し、「夜空きり」を活動名としてフリーランス活動をしています。

職業名は【Web技術サポーター&Webコンテンツサポーター】で、「北海道札幌市で活動するSEOとWebサイト制作・改善のお手伝い屋さん」として

  • Webコンサルティング・SEO

  • Webサイト制作・リニューアル

  • Web技術サポート・Webコンテンツサポート

  • 「タスク管理」「スケジュール管理」の知識や経験を活かして、業務改善のお悩み相談やタスク管理・スケジュール管理のアドバイスサポート

のサービスを提供しています。
(詳しくは事業用サイトをご確認ください)

本日2023年5月10日、一周年を迎えたことで、副業時代からのリアルな収支についてまとめたので公開しました。

なお、2022年4月末までは契約社員として勤めていたこと、心身弱々故にガッツリ稼ぐフリーランスとは違う分、おそらく読む方の予想よりも大分低いことを予めご理解の上で読んでいただけましたら幸いです。(パートナーの力もあり生活は問題なくできていますが、結婚してからずっと一人でも暮らせるように稼ぐことを目標にしています)

※以降、特定を避けるため、総額のざっくりとした収支報告になること、かつ従業員時代の収入は含まれていないこと、創作活動の収支も含まれることをご了承の上で読んでください。

※お金の話なので、読み物として読んでいただけたらと。

2019年収支報告(副業)

※2019年以前はロクに記録も取れていないので、省略とさせていただきます。(やよいオンラインでは2018年3月以降の記録がありますが、正直何のやつか一切覚えてなくて……創作イベントの分かなぁってなんとなく思うけど……)

収益:176,260円
費用:33,133円
収支:143,127円

ココナラの分があったとしても数千円ですが、含まれていたかどうかも覚えていません。

2020年収支報告(副業)

収益:722,730円
費用:213,360円
収支:509,370円

収益がいきなり上がっているのは、リニューアルに近い形で規模の大きな改修をしたことが大きいと思われます。
費用の分がいきなり上がっているのはパソコン分かな?

2021年収支報告(副業)

収益:415,866円
費用:136,194円
収支:279,672円

コロナの影響でイベントも中止になっていることもありますし、改修作業や制作作業がなければ、ココナラのサービスの基本料金設定が安かったこともあり、ガッツリと収益が下がっています。
あと、正直な話をすると、副業にかける時間が取れなくてお休みしている期間も多々あったことも影響していますね。

2022年収支報告(副業→5月から専業スタート)

収益:1,692,950円
費用:525,743円
収支:1,167,207円

2022年4月末までは副業の状態で、副業にかける時間が取れなくてお休みしていたことから、事実上、安定して収益に繋がったのは6月以降になります。月の収益は10万~40万と幅があります。
費用がどんどん上がっている理由は、開業準備で使ったからです。実際、2月で十数万、3月で10万弱使っています。あとは高くてもソフト代や教材代、デスク周りの備品を買った結果、チリツモ的に高くなった感じですね。

反省すべき点について

反省すべき点としては、サービスの整備がうまくいっていなかったため、致し方ないところはありましたが、適正価格の見積もりが甘く、年間20万円~30万円程、適正価格よりも安くサービスを提供していたこともあったということだと考えています。
こちらに至らぬ点がある分を考慮して、最初のサービス提供として安く提供することは珍しくないと思うし、判断に誤りがあったとまでは思っていません。これらはサービスの見直しにも繋がっていることもあり、勉強代として考えていますが、それでも安すぎたことで線引きが難しくなって、想定以上にこちらの負担が増えてしまったことは反省すべき点だと認識しています。

2022年は2021年よりも総額で増やしています。

増えた金額が少額すぎるというツッコミが来そうですが、2022年の半分は開業してからのスタートなので、マイナスじゃなくて更に上回っただけ、自分で自分を褒めたいくらいです。

それに、社員時代の働いている時間で比較して、下手したら一番労働時間が短くて、これだけ増えているのもすごいって思うよ!
経費を入れたら、手取りは超えていない可能性はありますが、心身は楽な上に無理しないで働くが実現できていて、労働時間を計測しているわけじゃないけど、体感としては一番短いと判断しています。

これで満足したら停滞しちゃうから、満足せずに上を目指したいけどね。

余談

下手したら、一番最初の勤務先も含めて2022年が過去で一番稼いでいる可能性があります。
信じてもらえなさそうな気がしたので、引っ張り出してきた一番最初の勤務先の雇用保険受給資格者証があるので調べたところ(上限以下だったから、普通に計算で出ちゃいますね)、月収19万弱なので年収は228万弱だということが分かりました。諸般の事情により扶養分も入っていて、これだからね? 残業代もボーナスもなかったからね?(所謂ブラック会社だった)
これよりも上回っているということで。
あと他にも高いところはあったと思うけど、住んでいるところ(札幌市)を考えると、そこまで低くもなかったと思うよ。

Q.収益、低すぎない?

A.フリーランスは税金や経費などもすべて自分で支払うため、社員の給料の2倍くらいの収入がないと同じくらいにならないと言われていますが、冒頭に言いました。「心身弱々故にガッツリ稼ぐフリーランスとは違う」と。

また、フリーランスで収入が得られなかったときの貯金や初期投資の準備の他、数年の計画や営業など、フリーランスになるための準備をしておきたかったのは本音ですが、心身が限界だったこともあり、フリーランス計画をきちんと立案できる状況でフリーランスになったわけではなかったことから、2022年の途中からフリーランスになったとしても、1年目から「社員時代の収入の2倍以上の収入を得ること」の達成は難しいと考えています。

だからこそ、個人的には赤字にならなかっただけ頑張った方だと思っています。

今の状況的に高望みができない

正直な話をすると、生活もあるので程々で良いと現状に満足するわけではありませんが、下記のような状況で月収50万円以上(年収600万円以上)は高望みだと考えています。
(2022年5月以降で2回は達成していることから、年間通して数回50万円以上の月を作るのであれば達成できると思いますが……)

  • 抑うつ状態の診断を受けて寛解してから、数年が経過しているとは言え、元から心身が丈夫ではないのかフルタイム以上の勤務が難しい

  • まだ続く人生のこと、老後のことを考えると、プライベートと趣味の時間も大切にして心身の健康を確保したい

  • 職業が「Web技術サポーター」「Webコンテンツサポーター」である以上、表立って動くわけではないことから高単価に繋がりにくい

  • Webサイト制作は高単価だけど拘束時間も長くなるので、Webサイト設計からしっかりと取り組むタイプだと1ヶ月に1サイトを作るのは現実的ではない

2023年の収支目標

2年目の2023年の収支目標ですが、今年は無理に2022年の収支結果を上回ることは考えずに進めたいと考えています。
3年目以降に活かせるよう、「労力をかけずに収入を得ることを意識したサービス作り」と「効果的なアピール方法を考えていく」ことも目標にしていきたいと思います。

「考えが甘い」と思うと思います。
今後、高齢者になっても無理なく働くことを目指していくなら、今のうちに色々と仕込みをすることが必要になります。仕込みをするには、時間と余裕の確保が必要です。それに、結果が出るのには時間がかかるでしょう。
だから、仕事のある今のうちに少しだけ立ち止まって仕込みをしたいのです。

もちろん、営業活動やイベント参加、ネタばかりたまっていてアウトプットできていないブログ更新、予定しているブログサイトの制作など、並行してできることは順次進めていく所存です。

無理をして良いものではないので、仮に収入が下がったとしても、無理をせずに2年目の2023年を頑張っていきたいと思っています。

収入アップだけを考えるなら

Webサイト制作(リニューアルも含む)からサポートにつなげるプロジェクトをWordPressなら年に2回、ノーコードなら年に3回から4回は確保すると、これだけで年収問題はクリアできる可能性が高まります。
4ヶ月に1サイトの頻度であれば、そこまで制作的にも負担にはなりにくいと思われます。

ただし、本当にやりたいことの実現を考えたとき、「これで良いのか?」という疑問はあります。

必要であればホームページを作りますが、必要でもないのに作っても安くない費用をいただいて効果的ではないホームページを作ることになってしまいます。それはぼくの存在意義に反してしまうので、できません。

Webサイトは作ってからがスタートですし、運用(更新)こそ重要視するべきと考えているため、状況を考えるとWebサイト制作が正解とは限らないこともあります。
そのため、制作・リニューアルをアテにして収入アップに努める気はありません。

メインのサービス(Webコンサルティング・SEOならびにアドバイスサポート)で収入アップを目指すなら

年間通して継続するサポート業務を3社確保し、3ヶ月または6ヶ月のサポート業務を2社確保、ココナラやランサーズの出品で数十万を考慮できれば、大体年収300万円程は見込める可能性がありますが、需要と供給と自分が無理をしない範囲であることを考慮した場合、これ以上を受注しようと思うと難しい可能性があります。
サポート業務がいっぱいいっぱいになると質の低下に繋がるので余力は必要です。

Webサイト制作やカスタマイズ系の依頼が入る見込みがあるのであれば、400万円は努力目標にしても無茶な目標ではないと思いますが、どちらにしてもそれ以上を稼ぐのであれば、もう少し別の商材を増やすかアピール方法を考えないと厳しいと考えます。

まだこれからだとは思うのですが、残念ながら、ぼくの体力値と耐久値は実年齢の+10歳相当だと考えています。だからこそ、年々衰えていくことを考慮した上で作戦を立てないと働けなくなっちゃいます。
そのため、良案があるわけではないものの、「無理をしない働き方を目指す」ためにも、がむしゃらに働くのではなく、考えて行動をしたいのです。

まとめ

結果的に年収が過去最高の300万円以上になったとしたら、それはそれです。大事なことは「無理せず活動を長く続けること」なので。

理想を言うなら、年間で500万・600万円以上は達成したいところですが、そのためには、「労力をかけずに収入を得ることを意識したサービス作り」と「効果的なアピール方法を考えていく」ことが必要ですし、場合によっては業種に絞らない視点で幅広く展開していく必要があると思います。そこまで狙うつもりは今のところないですが、これから先どうなっていくか分からないので断言はしないでおきます。

以上で報告を終えます。
ガッツリと頑張ったり、ガッツリと稼ぐフリーランスではないので、おそらく参考にはならないと思いますが、ぼくの書いた収支報告が少しでもあなたの参考になりましたら幸いです。


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