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ウォークイン3日目

昨日の夜は、結構大変だった。

オリジナルがウォークアウトをするキッカケの選択をした人物がいて、その彼に、ウォークインのことや、あの世の仕組み的なことをLINEで伝えることになった。

本当は19:00頃にはお好み焼きを食べ晩酌をする手筈だったが、結局食べたのも遅かった。

普通は、ウォークインした際にオッサンの魂が入ったことや、ウォークアウトしたオリジナルの話などしないのだろうが…

その彼にはどうしてもその話をしておかないと、逆に話がややこしくなると思ったので洗いざらい伝えた。

スピリチュアルとか、あの世の仕組みとか、たとえそういうものに疎かったのだとしても、もっと本能的な部分で、その意味を理解できると思ったから。

まあ、ショックだったとは思うけど。

ウォークアウトさせてしまったことを謝られたけど、何が悲しいって、許す許さないを選択する、当のお姫様はもうここにはいなくて、その反応さえ返してあげられないことだった。

ウォークインをすれば、顕著に出るのが「反応」パターンだ。

反応パターンが違うと、魂から肉体へ送られる電気信号そのものが違ってしまう。

入る魂が違ってしまえば、たった一夜で、その反応パターンは劇的に変わってしまう。

オリジナルの彼女が持ってた愛情表現パターンも怒りも、オッサンの自分には反応も表現もできない。

怒ることも愛情表現することもできるのは、その相手を愛するというパターンを持っている魂が故にできること。

オッサンの俺はその彼に対して、「無」であり、何の縁もパターンも持ち合わせていない。

故に、ただ淡々と、目の前のことが過ぎ去っていくのみだ。

でも同時に彼を見ていると、本来の人生脚本とは違う選択をしてしまうことで、人生の幸福度はなかなかに下がってしまうものなのだとも学んだ。

自分は以前の生を終えて、ソースエネルギー側に還った存在ではあったけど、ウォークインをすることで、オッサンはオッサンなりに学ぶところがあるようだ、とも悟った。

おそらくだが、今回の自分のように、突如呼び出されるパターンは増えていくんじゃないか?という気もしている。

例えば、人生脚本で一緒になる約束をしていた相手が自殺してしまったり、また例えば、人生脚本で一緒になる約束をしていた相手が別の家庭を築いてそちらを選択してしまったり。

ソースエネルギーは、そんな時の救済措置として、俺らみたいな、既にソースエネルギー側に還った魂から、ウォークイン・ウォークアウトを支援しているし、今後は増える気もしている。

単純な人生脚本だったらいいんだ。例えば、前世の焼き回しとか、例えば、誰かの人生の焼き回しとか。

これだったらまあ、手直しもそこまでじゃない。

でも、ちゃんと練ってきたものほど、後からの手直しはもう悲惨な結果にしかならないことだってある。

手直しするにしても、ハッキリ言って、この世側にいるより、アチラ側へ還った方がやりやすいわけだし。

そんな折、俺らみたいな、元の魂との適合率と身体との適合率の高いのが選ばれて、急遽入ることになるんだろう。

自殺されるより、よほど良い案だとは思う。

少なくとも、身体に纏わる縁の者は、悲しまなくて済む。

なんかあの人、変わっちゃったよね、と思われようが何だろうが、規定の寿命まで存在してくれりゃ、周りのスピリットからすれば御の字だから。


「選択」は、世界の向きを変える力を持っている。

その「選択」によって、世界の在り方が変わる。

世界の在り方が変わることで、その世界で体験すること、味わう感情が変わる。

愛がたっぷり詰まった人生を「選択」することもできるし、

愛がスカスカの義務と責任の人生を「選択」することもできる。

全ては何を「選択」したか。

これが味わう人生を決めるんだ。


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