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社会人一年目 ~社会への拒絶~

今回は私が社会人一年目の体験談をお話していきます。

私の会社で新入社員は下記のフローで進んでいきます。

新入社員研修(名刺交換・挨拶・グループディスカッション)
  ↓
各物流にて現場の仕事を3か月から半年かけて研修します。
  ↓
各部署に配属

・新入社員研修

まずは研修内容では全新入社員で外部講師の研修を受けますが
正直なところ全くと言っていいほど役に立ちませんなぜなら
現場研修期間で記憶は飛びますwwww

一日目、私は鬼の二日酔いで研修を受け、酔っているせいかグループディスカッションは好評。人事の方の評価もよかったように思います。
(私の思い込みかもしれませんが・・・)
しかも同期の新入社員は頭のいい人がいないイメージで私はこんな奴らに負けるわけがないと心のどこかで馬鹿にしていました。

案の定ある日の研修で同期の新入社員が朝、挨拶した際

そいつの顔には

なんと!!!!Σ(゚Д゚)


鼻に鼻くそ、口にパンのカスをつけて出社してきました。
私の心の中では

『こいつ、朝から気合入れすぎやろ。 起きてから朝鏡も見てないかよ』

この会社なら私はエリートになれる思い込んでいましたが、
社会はそう甘くないことをのちに実感します。

その後、ある程度同期とも打ち解けとけ、仲良くなり始めたあたりで
研修は終了しました。

・現場研修

研修を終えると各拠点の物流に配属され、現場での仕事を覚えます。

これがまたしんどいんです。
スポーツはしていましたが力仕事はなれていなく。
50kg  60kgの荷物を持ち上げることは当たり前

毎日筋肉痛で帰宅すれば30分の立たずに眠りに入ります。
こんな仕事続くかよ配属までの我慢だと肝に銘じながらも日々目の前にある仕事を頑張っているのち徐々に体力筋肉も付いていきました。
そして
最後のほうは筋トレとおもいながら遊び感覚で働いており
なんなら楽しいとも感じ、逆に配属が嫌になるほどでした。

初めは嫌々やっていたこの仕事がのちの大変重要な経験だと
感じます。

そしてついに配属部署が決まり

ここから私の試練が始まります。

・部署配属

いよいよ、部署配属になり
先輩社員との同行営業が始まりましたが、商談中は話すら理解できません。
まるで日本語じゃないみたいで、感覚的には英語を話されているようでした。

えっ! これが営業。 こんなこと自分にできるのか。

向上心はたちまち消えていき

もう不安でしか残りません。
でもやるしかないとりあえず商品の知識を蓄積しようとカタログ、商談中に飛び交う専門用語はなるべくインターネットで調べるようにいしていました
しかし、この商品がどのような環境で使用されどの場合で提案できるのか
なにもわからない状態です。
先輩の方はわかないのは当たり前とは言ってくれはしますが
月日が流れるにつれ、こんなこともわからないのかよと
呆れられることが多くなってきました。

その中でも特に言葉の表現力の欠落が身に染みて感じました。
元々、理系ということもあり、言葉は苦手です。
月の営業報告書・先輩への状況報告の際

何を言うているのかがわからない、言い回しが変だと
何度言われたことか・・・・・( ;∀;)

そう思われた時点で終わりでした。
良かった評価も徐々に下がっていき今ではこいつ仕事できないなと
おそらくそう思われています。
私は相手の対応でだいだいわかる性格のため余計に他人の評価が気になり
研修の時にあった自信はもうありません。

そして、社会にで自分の表現力の無さに呆れ、自分で自分を否定していました。同期も別の配属先で進行度も異なるため相談しようにも相談できず、
悩む日々が続きました。
(正直これに関しては今でも変わりません。)


学生の頃と比較して天国と地獄ほどの差があり、社会に対して拒絶すら感じ
やめたいと思うことも多々ありました。しかし、この一年目という時期で営業をやらしていただいている経験の重要さも知っているため、今自分で抱えている問題をを解決して、周りの評価を得て見返してやると
そう考えるしかありませんでした。

その後、私は同行営業をある程度行い、知識も多少ついてきたころ
中国地方の営業担当を任されるようになりました。

元々、中部地方担当の営業マンの方は営業歴20年程のベテランで
営業とは何かを深く理解しており私とは別で仕事ができる人でした。

そのプレッシャーもあり、その後の営業が私に務まるのか?

と弱気になる一方でした。弱気になることはいけないとわかってはいるものの何か言われるとすぐ弱気になってしまいます。
それが私です。(社会に出る前はこんなんではありませんでした。)

余談ですが
弱気にならないよう私は毎朝、出社前にコンビニで20分程滞在し、エナジードリンクを飲みながら気合を入れて出社しますが会社についた瞬間に

その気合はなくなります。wwww

なぜかはわかりませんが、(^▽^)/

そして、必死に食らいつきながらも営業という仕・社内風潮のを徐々に理解していき、長くて短かったような一年が過ぎ去っていきました。

2年目の今でも中部地方担当で先輩からの指摘を受けながらもなんとか営業担当をしています。

一年目の感想としては自分が社会へ理解がどれだけ足りなく。
どれだけ無能な人間か思い知らされた一年で
学生から社会という環境の差が拒絶反応を起こし
逃げ出したいという気持ちが大きかったように感じます。

皆さんはどんな一年目を過ごしましたか?
簡単にしかご説明はできませんでしたが
少しでも共感できる方、私は一年目こうだったなど情報をコメント等で
いただけると嬉しいです。

今回は以上とします。
次回もまた何か私の体験談を更新していくつもりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。