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眼鏡は顔の一部です(買いました)

タイトルのフレーズ、調べたら東京メガネのキャッチコピーなんだそうです。真理。


働きだして日がな一日PC作業をするようになってから眼鏡をするようになりました。
それまでは視力の下がっている自分を認めたくないという何ともあれな理由で頑なに使っていなかったのですが、流石に限界だなと。ちなみにドライアイのため、コンタクトレンズは早期に諦めています。花粉もウイルスも防げるらしいし、今は365日、眼鏡生活です。

眼鏡を気にしだしたのは知人からの一言がきっかけでした。
前回記事で書いた通り、わたしは台湾かっさで顔の輪郭がかなり変わり、それに併ってアイメイク周りも多少変化したのですが、それを聞いた&見た友人が一言。
「たぶん、ここで眼鏡も変えたらあなた印象すごく変わるよ」

……確かに……!?

今使っている眼鏡を買った当時も、当時なりに当時の自分の顔に合うだろうと思われるものを選択した、つもりではあるのですが。しかしそうは言っても選択肢が少なく(機能面特化のお店で購入しました)自問自答もしていなかった状態での選択であり。
今はそもそもの前提である顔の形が変わっているし、眉の描き方もアイシャドウの入れ方も変わっているわけで。
ちょうど(?)3月上旬まで病休で比較的時間に余裕があることもあり、今ならまだ平日にゆうゆうと店舗に行けるぞ、ということで動いてみることにしました。

試着(ただしバーチャル含む)

とりあえず近所の大手眼鏡屋チェーンの店頭で色々な眼鏡をかけて写真を撮ってみました……が、良くわからない。
似合う眼鏡は顔の形によって異なるというし、一度そこら辺をネットで調べてみようかな、と思って見つけたのがこちら、JINSのバーチャル試着です。

携帯カメラで顔を撮影すると顔の形状タイプを診断。オンライン在庫に表示される各眼鏡の”似合う度”を表示、選択するとバーチャル試着が(全てのアイテムではありませんが)できるサービスです。なお、JINSのオンライン在庫はフレームの形で絞り込み検索ができるので、とりあえず全部のフレームタイプについて”似合う度”を試してみることも可能です。
(わたしは操作方法を間違えたのか、上記記事にある顔タイプの診断をすっ飛ばしていきなりバーチャル試着を始めたのですが、それでも”似合う度”を表示してくれました)
バーチャル試着の際も画面上部に”似合う度”が表示されるので、スクリーンショットを保存すれば後日友人や家族に写真と"似合う度"を見せて感想を聞くことも可能です。たまにこちらの感覚と”似合う度”の数値に乖離があることもなくはないですが、そこはご愛嬌。ある程度の傾向は十分掴めます。

こちらで色々やった結果、今つけている細長いスクエア型はあまり似合わない判定をされる、むしろウェリントンなど、今のものより縦幅があるものの”似合う度”の数値が高くなることがわかりました。
とはいえこの時点では本人は普段と違う眼鏡を掛けた自分の顔自体に見慣れておらず「そんなに似合うかなあ……?」という感じでした。逆に家族や知人は「確かにこっちのほうが似合うね」という反応でした。

店員さんの意見を聞く(SNSで)

次に見たのがSNS発信している眼鏡屋さんの情報。最近、JJGの方でメガネ購入された方が何人かいらっしゃった気がする……!と、「自問自答 眼鏡」で検索して見つけた、みず乃さんのこちらの記事を参考にさせていただきました。

わたしは強度近視ではないのですが、上記記事で紹介されている、纏オプティカルさんと京都のMuRAさんのinstagramの発信はすごく参考になりました。
具体的には

・眼鏡を試着する際は必ず全身でのバランスも見ること
(顔だけ見て眼鏡のインパクトが強すぎるなーと感じても、実は全身で見るとそこまででもない事が多い→顔だけ見て判断すると地味で無難な眼鏡になる可能性が高い)

・試着写真を撮るならむしろ動画で撮った方がいい
(正面だけでなく斜めから見てどうかもわかるから)

の2点については、事前に知ってて本当に良かったと思います。

また、どちらのアカウントも眼鏡でこんなお洒落ができるよというポジティブな発信をされている・同じ顔でも眼鏡が変わるとこんなに違う、という事例をいくつも見せてくれるので、すごくやる気がアガりました。
JINSで勧められたフレームタイプを念頭に置きつつ各アカウントで紹介されている同タイプのフレームタイプの写真を見てイメトレをしてから、いざ、実店舗へ。

店員さんに見てもらう(オフラインで)

というわけで実店舗へ。わたしが行ったのはOh my glassです。
当初、「眼鏡 顔の形」で検索した際に見つけた、眼鏡屋さん紹介記事で知ったお店ですが、店員さんが顔タイプ診断をしたうえで眼鏡を提案してくれます(事前予約制)。

流れとしては最初に顔写真を撮影、顔の各パーツの配置や距離を測定。次に顔の各パーツの特徴(彫りの深さ等)を見ていきます。
各パーツの配置から顔の輪郭タイプ(丸顔、面長など)を診断、各パーツの特徴から顔のタイプ(クール、ナチュラル、エレガント)を診断。
顔の輪郭タイプ5種類✕顔のタイプ3種類=計15タイプのどれに当たるかを診断、似合うフレームタイプが提案されます。

ちなみにお店のサイトに掲載されているフローチャートでは顔の形が4分類になっていますが、わたしは卵型(面長と逆三角の中間)と言われました。
なお、今使っているスクエア型は丸顔ないしは四角顔の方に合います、とのことでした。うん……(家族からは顎が尖ってきたので今の眼鏡だときつい印象が強調されるのでは? と言われていました)。

店員さんからは顔が卵型なのでフレームはウェリントンかボストン、顔がクールタイプ(いわゆる弥生人タイプと言うか、さっぱりした顔だと理解してます)なのでメタル素材よりはプラスチックなど、フレームに幅があるものが似合う傾向にありますと説明されました。
ではウェリントンのプラスチック素材で、とお伝えしたところ、5本眼鏡を持ってきてくださいました。恐らくわたしの依頼と測定してある顔幅(と、プラスアルファでわたしの外見の雰囲気も?)からセレクトしてくださったのだと思います。
ちなみにOh my glassのサイトには眼鏡のサイズについての説明もあります。

https://www.ohmyglasses.jp/guide/products/frames#section-1

流石にこの頃にはウェリントン眼鏡を掛けた自分の顔も、結構見慣れてきていました。
掛けては動画撮影をして外し、掛けては動画撮影をして外し。
試着を終えてから動画を見直し、フレームの配置がちょうどよいと感じた2タイプについてカラーバリエーションを試着したいと依頼して、再び掛けては(以下略)……とやった結果、最終的に3本に絞られたので、全身鏡の前で試着をすることにしました。
なるほど確かに、顔だけ見たときには(カラー的に)違和感が少なくても全身で見ると違和感がはっきりわかるものだなあ……としみじみしつつ2本に絞り込み、ではこの2本のどちらにしようか、と試着していた眼鏡を外したとき、ふいに気付きました。

この眼鏡、先セル(テンプル・つるの末端)にY'sって書かれてるんですけど!?

「あの、この眼鏡、ワイズって……」
「あ、そうなんです、ワイズっていうアパレルのブランドなんですけどねー」
おそるおそる尋ねたわたしに応える店員さん。
ええ知ってます、と心のなかで応えるわたし。ていうかそのアパレルブランドのスカートを着てます、なぜなら制服だから……!(参考
しかも店員さんのこの反応、わたしがワイズのスカートを履いてるから気を利かせてワイズの眼鏡を勧めたとかそういうことではなく、純粋にサイズその他から判断してワイズの眼鏡を持ってきてくださった……ということ!?

……絞り込んだ眼鏡2本、どちらもY’Sでした。
……。
………………。

コンセプト面でも完璧じゃないかー!


というわけで

診断から購入まで所要時間約60分。Y'sの眼鏡を買いました。
グレーのフレームとマーブル模様のふたつでかなり迷ったのですが、つるの動かしやすさでグレーに決定。かくして無事、制服スカート:Y's、制服眼鏡:Y'sの人になったのでした。
マーブル模様もかわいかったなあ……でもなー、つるがプラスチックだからなー……。

しかし、思ったのですが。
よくお洋服などの購入の判断基準について、減価償却できるかという観点がありますが。その意味でいうと365日眼鏡を付けてる人間って、減価償却がすごく早いんですよね。
わたしが以前買った眼鏡は乱視の矯正機能など、目の負担を和らげることを重視しているため10万円近くかかっているのですが、それでも毎日つけていたら1000日、つまり3年弱で一日100円レベルになります(ちなみにもちろん3年以上装着しています)。しかもそれが、顔の印象を大きく変えるとなると……。
人から指摘されるまで全く気が付きませんでしたが、眼鏡、かなり重要だなーと改めて思ったのでした。
そう、眼鏡はアクセサリー、ということはアイデンティティ、そして顔の一部……。

ちなみにOh my glass、メガネ購入後に会員登録をしてから気がついたのですが、試着サービスというのがあります。

試着料金は眼鏡を購入したら無料、購入しない場合は1100円(店舗持込の場合は無料)ですが、会員登録時、こちらのサービスが一度だけ500円になりますとのアナウンスがありました。
フレームタイプやサイズなど、ある程度目処がついていたほうが利用しやすいサービスかなと思いますが、ご参考になれば幸いです。

(とはいえ眼鏡屋さん店員をしている友人が複数いる身としては、特定の店舗やブランドに限らず、どの眼鏡屋さんにも似合う眼鏡について親身になってくださる方は沢山いると思っていることも付記しておきます。なんかそういう資格?もあるようですし)

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