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季石で四季を感じる:啓蟄

啓蟄(けいちつ)は、二十四節気の第3番目で、3月6日ごろです。

啓蟄の期間の七十二候は以下のとおりです。
初候:蟄虫啓戸(ちっちゅう こを ひらく)、冬籠りの虫が出て来る。
次候:桃始笑(もも はじめて わらう)、桃の花が咲き始める。
末候:菜虫化蝶(なむし ちょうと けす)、青虫が羽化して紋白蝶になる。

散歩界隈では、まだ虫、桃の花、蝶々など見かけることは無いのですが、梅の花が咲きその花に鳥がやって来て陽気に鳴いているところをよく見かけます。「笑う」という言葉に、「花が咲く」という意味があることを知りました。鳥が梅の花に囲まれている姿を見て、共に春を迎えて陽気に笑っている雰囲気を感じました。

① 案内石での位置と記載は、添付の写真の通りです。
赤い線と丸で囲んでいるところです。

「案内石」

② 季石の置かれれている場所です。
立川拘置所職員宿舎の手前

「啓蟄季石・外観」
「啓蟄季石」

③季石に描かれているデザインは、添付の写真になります。
中央に見えるピンク色の模様は、七十二候の次候「桃の花が咲き始める。」の桃の花を表現しているようです。3つ白い模様は、末候「青虫が羽化して紋白蝶になる。」の紋白蝶に見えます。また、季石には、二十四節気の「啓蟄」「Keichitsu」が描かれています。石はデザインが彫られていないところは鏡面なので、季石の横に植えられた木々を映し出しています。

「啓蟄季石・デザイン」

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