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「1週間」は本当に「7日」がベストなのか?

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」に基づいて私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。 実験の目的などは、第1回をご覧ください。

https://note.com/wootang/n/n42324cd14bfa

スケジュール帳の「月曜始まり」と「日曜始まり」

市販されている月間や週間のスケジュール帳(カレンダー)って、「月曜始まり」と「日曜始まり」の2パターンがありますよね。

メーカー側としては、2パターン制作すると、それなりにコストもかかると思うのですが、あえて制作するということは、どちらも需要があるということかと思います。

私は、子どもの頃から、嫌いなものを先に食べて、大好物を最後に残しておく派なので、「月曜始まり(最後が日曜日)」のスケジュール帳しか使ったことがありませんでした。

今回、実験として、「日曜始まり」のスケジュールを1週間、使用してみたところ、自分の中で少し、時間や幸せに対する意識が変わってきたのを感じました。

日曜始まりのスケジュール

私は現在、販売の仕事(個人事業主)と創作活動(アーティスト)をしており、月〜金を販売の仕事、土日を創作活動にあてています。

今までは、週末にご褒美の時間(自分の好きなことをする時間)が待っているという感覚で、月〜金に仕事をしていました。いわば、月〜金を耐えて、土日を待つという感覚です。

しかし、「日曜始まり」にすると、いきなりご褒美デーから、1週間が始まるので、自分を本当に大切にしているような感覚を感じることができました。

というのも、好きなこと(やりたいこと)は、まず何よりも最初に、優先的にすべきなんですよね。自分を労るためには、そうすべきなんです。

1週間の時間量自体は変わりませんが、「月曜始まり」と「日曜始まり」を変えるだけで、幸福感(日常の幸せ度)をちょっとだけ変えられるんです。

そもそも1週間って本当に「7日」がベストか?

そう考えると、私が基準にしている1週間は7日がベストなのでしょうか?

そもそも1週間が7日というのは、キリスト教の旧約聖書で、神が6日で世界を創造し、7日目に休息したことに由来しています。(その由来をもっと遡ると、古代バニロニアの太陰暦で月の満ち欠けが7日間隔で、旧約聖書はそこを起源にしているそうです)

しかし、私はキリスト教信者でもないので、そもそも1週間を7日で考える必要があるのでしょうか?

例えば、1週間を5日にしてみたらどうでしょうか?

1週間を5日にする

なんかモヤモヤする感覚とともに、ちょっと時間の流れがスピードアップした感覚を感じないでしょうか?

私たちは子どもの頃から(おそらく学校の影響で)、「1週間=7日間」「週末土日は休み」という刷り込みがされてしまって、7日間を一区切りにする習慣が染みついてしまっているようです。

これは良い影響としては、7日間で考えると、月〜金の5日間で何とか仕事を終わらせて(区切りをつかせて)、週末土日の2日間の休息に入るというメリハリをつけることができます。

デメリットとしては、7日にとらわれ過ぎてしまうと、例えば木曜あたりの段階で、期限(仕事をすると決めている月〜金)に終わらない仕事は、もう今週は無理そうなので翌週に回してしまおうと考えてしまったり、そう考えたら、金曜は余裕を持って仕事して映画でも行くか、となってしまうことです。そう、余白の時間が増えてしまうのです。

この7日間の感覚を壊すためにも、自分の性格に合わせて、1週間を5日間で考えたり、1週間を10日間で考えると、いつもの意識を変えることができそうです。

1週間を10日間で考える

私は、今の印象では、この「1週間=10日間」が、時間の流れ的に少しゆっくりした感じになり、自分に合っていそうだなと思っています。(まだわかりませんが)

また、そもそも私は会社勤めをしておらず、個人事業主なので、土日を休みと決める必要もないので(休みを自分で決められるので)、下記のように休日をセッティングしても良いかもしれません。

月末にたっぷり休みパターン

そう考えると、そもそも1ヶ月は30日(31日)でいいのか?

1年は365日でいいのか?も考える必要がありそうですね。