見出し画像

ウールの扱い


ウール作品、製品の洗濯について:

ウール全般に言えることなんですが、ウールは洗濯をあまりしないほうがいいです。縮絨のこともありますしね。

と言っても、靴下は普通に洗いたくなっちゃいますよね。でも、1日履いたウールの靴下を脱ぐ時に、勇気を出してその靴下を嗅いでみてください。きっと驚きますよ。全然臭わないはずです。ウールはバクテリアを抑制する働きがあって、抗菌力が凄いんです。

ということは、履いても毎回洗わなくてもいい、ということになります。臭いを発する嫌な菌が育ってないのだから。
最初は気持ち悪いとは思いますが。。そして、信じられないとは思いますが。。私はウールの靴下を毎回履いて洗っていません。毎回同じものは履いてないですが、せいぜい、2週間に1度くらい。本当に臭くならないんですから。

ウールの凄さをとても的確に書いてくれてるサイト(というか、ウールブラの通販サイトなんですが、、)があったので、そこを読んでみてください。ウールって本当にすごいんですよ!

あの、私、お断りしておきますが、このブラを宣伝したいわけではなく、このページのレビュー下あたりに書いてあるウールの特徴を読んでほしいんです。もう一度言いますが、とても的確に書いてあるのです。。(^^;


NYのシャツ屋さんが、ウールのシャツを作っていて、世界中の15人の人にウール100%のシャツを100日間洗わずに着てもらった実験があるんです。なぜウールなのか。バックパックにクシャクシャに入れても出すとすぐに元の形に戻ったり、汗が出ても快適に過ごせるし、臭くならない。100日後も、臭くなってなかったそうです。抗菌作用がすごいんです、とにかく。

この抗菌力は私も実感しています。
私自身、手編みのウールの靴下や下着、ブラを毎日着けていますが、そんなに洗わなくても臭くならないです。だから、冬は洗濯物が増えないので、楽ちんです(^^)。

ウール用の石鹸&洗剤と洗い方:

ちなみに、ウール製品を洗う時はラノリン入りの石鹸を使っています。
一押しは、twig & horn の wool soapですが、日本ではamirisuが輸入しています。が、残念なことに今 Sold out…  でも、とにかくこれはいいです。全部天然素材で作られ、香りもいいし(香りなしもあり)、ウールを洗うとふわふわになります。

代替え品は、Eucalan。この前使ってみたらやはり上の twig & hornのwool soapには劣るんですが、値段が抑えめなので。これは日本に代理店があるので、品切れになることはあまりないかもしれません。


ウールの洗い方:

基本、ラノリン入り石鹸または洗剤を入れたぬるま湯に10〜15分くらい浸けて(放っておいて)、優しく押し洗い。ラノリン石鹸はすすがなくていいので、そのまま(私は)脱水機で1分。1度すすいでもいいですが、やりすぎるとせっかくのラノリンが取れてしまうので、さらっとすすぐだけでいいかと。そして、平に干します。通常は、タオルで水分を取るんですが、私は脱水機を使います。昔雑誌で、ウールのスーツを自分で洗うという人の記事があり、その人はウールでも脱水機を1分で使ってる、と書いてあったのを覚えているんです(笑)。経験から、縮絨して困ったものもありますが(初期の靴下です)、今は脱水機を使ってもそれほど困ることはないです。でも、1分がせいぜいで、それ以上はおすすめしません。

ちなみに、上のラノリン石鹸類は、どちらも泡立ちません。でも、汚れは落ちます。部分汚れには、私はPurl Sohoの石鹸を使っています。これはさすがにPurl Sohoから個人輸入しています。。(日本にもこういうの、あればいいんですけど。。)


ご参考になれば。





よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは、糸の購入に使わせていただきます。