だみん
うんと疲れちゃったから、少し休もうと思う。どのくらい休めばいいのか見当もつかないのだけど、満足するまで休みたい。満たされる時を決めたらきっと後悔する。ただでさえ休日だなんて決められているのに、さらに細切れにしたらうんざりして立ち直れないかもしれない。
ぷかぷか泡が昇っていく。
目で追えばどっちが上か分かるのだけど、いや、泡が昇っていくというのが正しいか?落ちていくのが正しいか?
われながらつまらない夢を見たと思う。けど、退屈なくらいがいいと思う。日々はせわしなさすぎるのだ。このくらいがちょうどいい。
寝ても寝てもなんだか足りない。まぶたは未だに重いままだ。まだ時間は許されている。ならやるべきはひとつだろう。はあ、おやすみなさい。