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むかし書いた韓国コラム #831

 海外から仁川空港に到着してうんざりするのはタクシー乗り場だ。ソウル市内まで7万ウォンという料金を提示されるが、空港までメーターで5万ウォンだったのに、どうして帰りの料金が上がるのか理解できない。けんか腰でやりとりすることも多く、観光立国を目指す国の玄関口のタクシー乗り場としては非常にお粗末な感じだった。

 最近は空港内にインターナショナルタクシーのカウンターができている。ここでタクシーを申し込めば料金は定額でぼったくり一切なし。一般タクシーとほとんど変わらない料金で利用できる。ドライバーは日本語か英語ができるので言葉の面も心配無用。料金支払いはクレジットカードでも可能だ。これからは不毛な交渉もいらず安心してタクシーに乗れそうだ。

 ドライバー氏の話ではあまり宣伝されてないので、昨年5月に登場したが知らない外国人も多いという。せっかくなのでここで紹介しておくとしよう。

【解説】
 しかしそのインターナショナルタクシーでもトラブルになったことがあり、仁川空港からのタクシーはろくでもないものしかないのではとの疑念もある。後に料金トラブルとは無縁の空港鉄道が開業したので市内との行き来は鉄道利用が増えた。たまにタクシーに乗るとやっぱりトラブルになったりするので空港からのタクシーは本当にうんざりだ。写真は韓国観光公社公式サイトより拝借。

 
(初出:The Daily Korea News 2010年3月9日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)

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