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むかし書いた韓国コラム #449

 食品会社の八道によると、韓国の即席めんで最も辛い製品は同社の「トゥムセラーメン」で、辛さの単位「スコビル」は8557スコビルとなった。次いでイーマートが販売するその名も「挑戦ハバネロラーメン」が5930スコビルで2位、オトゥギの「熱ラーメン」が5014スコビルで3位を占めた。このほか三養食品「プルダクポックムミョン」、農心「チンチャチンチャ」、イーマート「ハバネロチャンポン」、八道「男子ラーメン」などが上位に入った。いずれもここ数年で登場した新顔だ。定番の農心「辛ラーメン」は2700スコビルで、激辛系に比べると辛さはマイルドな部類になる。

 ちなみに辛さ1位の「トゥムセラーメン」を食べた結果では、さほどの激辛感はなかった。辛さに強い人なら余裕でクリアできるだろう。意外な伏兵は4位の「プルダクポックムミョン」で、スープではなくソースを和えるタイプのため辛さがダイレクトに舌に伝わり完食するのに難儀した。辛い物好きの方はチャレンジを。

【解説】
 トゥムセラーメンは明洞にある同名の店のメニューを商品化したもの。むかしはその名の通りビルの隙間に立つラーメン店だったが、最近ではこぎれいなビルに移転し、チェーン展開もしている。即席めんはそれほどの激辛感はなかったが、店で食べたラーメンはかなり辛かった記憶がある。

(初出:The Daily Korea News 2014年5月21日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)

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