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まろやかな口当たりとブラウンシュガーを思わせる甘さ「ブルンジ リミロ」

みなさん、こんにちは。
今週もWOODBERRY COFFEEのnoteをご覧いただきましてありがとうございます。note運用担当のつきじです。

今回は10月販売開始の「ブルンジ リミロ」をご紹介します。
ブルンジのコーヒーには滑らかな口当たりとブラウンシュガーを思わせる甘さがありとても魅力的です。フレーバーには特有のハーブのようなニュアンスがあるため、厚みのある味わいながら軽やかにお飲みいただけます。

ブルンジ リミロ

生産地:ブルンジ
地域:ヌゴジ
標高:1,660 m
品種:BOURBON
プロセス:ナチュラル

リミロはキルンジ語で「耕すところ」を意味し、かつてタロイモなどを栽培していた丘陵地を利用したコーヒー作りが行われています。20 世紀初頭にブルンジにコーヒーがもたらされ、コーヒーが主要作物となり人々の生活を豊かなものにしていきました。

リミロ・コーヒーウォッシングステーション(CWS: 精選所)は標高 1,658m に位置し、近隣の27つの丘から1,480以上の小規模生産者がコーヒーチェリーを持ち寄ります。1 シーズンで最大1,300トンのチェリーを処理できる設備を有し、200台以上の乾燥台が敷地に並ぶが並ぶ光景は圧巻です。

収穫したチェリーを乾燥台に均一に広げて乾燥させます

リミロCWSをはじめ、近郊のいくつかのCWSを管理するBugestal社はブルンジの高品質なコーヒーを輸出できるよう様々な取り組みを行っています。

各CWSが納品したチェリーに傷んだチェリーや未成熟のチェリーがあった場合、破棄をせずすべて買い取り、B級品のチェリーとして販売に転用しています。
また生産者がCWSにチェリーを持ち込む際のわずかな移動でも時間と費用がかかることから、Bugestal社がコーヒーウォッシングステーションへの輸送コストを負担しています。さらに、コーヒーのコンテストで優勝したり、高い価格で販売された場合は、今後も高い品質のコーヒーが生産できるようにインセンティブとして報酬も支払っていたりと支援を行なっています。

珍しいナチュラルプロセス

ブルンジはアフリカのコーヒーが栽培される地域でも少し南側に位置しています。この地域のコーヒーはリンゴ酸を多く含むため、酸の印象が骨太ではっきりしているのが特徴です。リミロはこのような特徴のある地域で栽培されている点に加え、ブルンジでは珍しいナチュラルプロセスで仕上げられたロットになっています。

ナチュラルプロセスの特徴の一つとして質感に厚みが出る点があります。これは精選中に起こるリンゴ酸の二次発酵によって、コーヒーの質感の元になると言われている乳酸が作られるからです。
地域特性としてリンゴ酸が多く含まれたチェリーを用いてナチュラルプロセスが施されることで、より質感の厚みが増し、まろやかな口当たりを生み出します。

コーヒーを味わう上で、地域特性とプロセスの組み合わせにより作られる「風味」を感じることは楽しみの一つですが、地域特性とプロセスにより作られる「質感」にも着目して楽しんでみてください。


ブルンジ リミロの美味しい淹れ方ガイド

Brew Guide

りんご酸を多く含む地域とナチュラルプロセスの組み合わせがまろやかな口当たりをもたらします。抽出は、このまろやかな口当たりにフォーカスし、浸漬式ドリッパーであるHARIOスイッチを選びました。ブルンジの特徴である酸味も捨てがたかったので抽出比率を低めに設定し、酸味の強度を保てるようなレシピにしています。ぜひ、レシピをベースにお好みに合わせてお楽しみください。

1.ドリッパーに20gの中挽きのコーヒーをセットします。
2.タイマーをスタートさせ、栓をした状態で240gまでお湯を注ぎます。
3.タイマーが2’30になったらスプーンで4回ほどかき混ぜます。
4.タイマーが3’00になったら栓を開け、サーバーにコーヒーを落とします。
5.ドリッパー内のお湯が落ち切ったら抽出終了です。

さいごに

公式noteをご覧いただきありがとうございました。
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