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グリーンティー高尾 新茶

宇治茶の主要産地南山城村の高尾地区にあるグリーンティー高尾。

均一品質・大量生産を目指す16人の茶農家によって、1998年に設立されました。

約40haの茶園を、理事や組合員、その家族で共同で管理している。

肥料の一括購入、農薬の限定使用など独自のルールを組合で設定し、栽培方法を統一管理をしている。また、JA京都やましろの支援のもと、毎年、生産技術や経営力の工場を目指した勉強会や、茶園巡回指導を積極的に行なっている。

こうした取り組みを継続的に行なったことで良質な茶葉を生産でき、
2011年と12年に、府茶品評会「煎茶の部」で農林水産大臣賞を受賞した。


やや大きめの形状の葉は、鮮やかな濃い緑色をしていて、青々とした茎の香りもする。蒸し度はかなり浅め。低温で淹れるべきか、やや高温で淹れるべきか少し悩みました。

1煎目は80℃程度で1分程抽出。

水色は、澄んだ山吹色。甘み・うま味・苦渋みのバランスが取れた煎茶。新鮮な香りも印象的で、突出した個性こそないものの、「美味しい煎茶」の基準になるような味わいのお茶でした。

3煎目を淹れた後、急須の底を覗くと、瑞々しく艶のある美しい茶殻が残っていました。


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