めいりょく
静岡県金谷の農水省茶業試験場で育成され、1986年に「茶農林35号」として品種登録されました。
株親♀:やぶきた 花粉親♂:やまとみどり
漢字で書くと「茗緑」
明るい緑色は映える品種特性という意味で命名されたそう。
摘採期は「やぶきた」より1-2日早い。
摘採適期を逃すと極端に品質が低下するため刈り遅れに特に注意が必要。
耐病性、耐寒性に強く、生育旺盛で極めて収量が多い。
生育過程において、枝分数(枝の分かれる数)も多く、安定して多くの収穫が見込める。
耐病性、耐寒性に強く、収量も確保できることから、比較的栽培しやすい品種だと言われています。
中山間地帯向き品種としては「やぶきた」の普及率がもっとも高いが、「やぶきた」は耐寒性が若干弱いので、「やぶきた」以外の高標高地域の栽培に適する有望品種の選定が望まれていた。
玉露、かぶせ茶の製造に使われることも多い品種。
クセがなくスッキリとした口当たりと、やわらかい甘みの中に仄かに漂う渋みが特徴。
後味もさっぱりしていて飲みやすい品種です。
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