ルピシア 大隅新茶 さえみどり「春景色」

お茶は喉の渇きを潤すだけのものじゃない。飲むと心も穏やかになるような、味わい深い嗜好品です。

様々な産地、多種多様な品種、製法の違いによって、見た目も味も香りも全く異なります。また、淹れ方によっても様々な味わいに変化します。

ルピシア 大隅新茶 さえみどり「春景色」
「世界のお茶の専門店 ルピシア」から大隅新茶 さえみどり「春景色」のご紹介です。

日本茶は4月中旬頃から新茶の栽培が九州地方から始まり、桜前線のように徐々に北上していきます。
4月下旬になると九州のお茶が市場に出回るようになり、GWあたりには京都や静岡の新茶も出始め、標高の高い産地のお茶も5月下旬ごろには出揃うようになります。

新茶は一番茶とも言い、秋冬に刈り取られたお茶の樹から最初に出た新芽なのでうま味成分を多く含み、香りも新茶特有の爽やかな香りがします。まさにお茶の旬！

お茶好きの皆さんは新茶に時期になるといろんな産地のお茶を買い集め、1年で1番美味しいお茶を楽しみます。ちなみに僕はそろそろ新茶破産します。笑

鹿児島県の大隅半島の茶園で栽培されたお茶で通常より蒸し時間を長くとった製法で作られた深蒸し茶です。「さえみどり」というのは品種の名前で、日本茶の代表品種「やぶきた」とうま味の強い「あさつゆ」という品種を交配して作られた品種で、鹿児島、宮崎で多く栽培されています。

渋みが少なく、濃厚な甘みが持ち味の品種です。
他の品種とは少し違った、さえみどりならではのスッキリとした甘みが感じられます。

この「春景色」は濃厚なコクと渋みを抑える深蒸し仕上げになっているので、非常に飲みやすいお茶だと思います。

大隅新茶 さえみどり 「春景色」 2018 - 50g 袋入　50g 袋入 1,300円