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ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」感想(ろう者からの視点)

知っている人たちがテレビに出て、嬉しくて。
役者は、それぞれ上手く演じていて、感動でした。

よかった。。。
いや、あえて、辛口を贈ろう。

私は「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」の本を読んでいないため、原作と比較はせず、ドラマだけ見ての純粋の感想です。

2回目を見て、やはり不快感を覚える。

結論を言えば、場面的に手話が見えないところがある。それはなんでか。

荒井が話している時、手話が見えるのに、
ろう者だけ話すと、なぜ、手話が途切れてしまって、見づらくなっている。
それは、役者の問題ではなく、脚本、演出、監督の思惑のせいなので、なぜなんでしょうね。

もしかしたら、デフ・ヴォイスが出ているところは手話を見せなくしているのだろうか。
それは、聴者からの立場の問題であり、ろう者からの視点では不快な点であると思う。

フラットな描写ではない。

若者がちゃんと声をあげて、馬鹿にしている差別をしているのに
荒井がちゃんと手話で話しているのに、手話がみづらく、憶測で終わってしまうケースで、フラットな描写ではない。

リスペクトを欠けている行動では?

ろう者が沢山出てくる番組で、代表?になるドラマになるにもかかわらず、そういう演出していたら、ろう者・手話に対しての差別になりかけないのでは?と思う。

最後に

出演者へ 出演おめでとう。

これからも、ろう者にも出演する機会が増えてきますように。

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