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昭和末期生まれ、初めての上海旅行女一人旅〜最終日〜

7時くらいに起きる。よく眠れた。疲れていたせいもある。

近くに公園があるのに行かないまま帰るのやだな!と思って朝のお散歩に。ぶらぶら歩いて上海博物館周りを回る。

無意識にプロパガンダを刷り込ませていく公園。こうしたポスターが街中にある

上海博物館は10月くらいから改装のため閉館中…残念…。行きたかったな。

上海博物館。ここだけではなく上海科技館も改装閉鎖中だった。一気に改装すな

そこからぐるっと回って公園を歩き、ホテルへ。

近くにある上海大劇院ではロックオペラモーツァルトを上演中。作中でやりたいことやってモーツァルトが国外追放される話あるけど大丈夫?

途中、すれ違ったおじさんが美味しそうな朝食(油条とか豆腐脳とか)を持っててどこで買ったの〜!?と聞きたかった。言われても分からないし…。
帰り途中のコンビニで朝食とお土産をゲット。

ザーサイに惹かれた

巻き物みたいなやつだったんだけど、冷たくてご飯が硬いのと黄身の塩漬けが入っててどうにも食が進まず、途中でリタイア。手を合わせてさよならした…🙏
ドリンクは温かい杏仁ドリンクでめちゃくちゃおいしかった…これ日本でも売って欲しい…。本当に!!!

近くには地元民が並ぶ朝ご飯のお店も。次はここで買いたいな…

準備をして最後の街歩きに。
の前に、チェックアウト。デポジットをアリペイで返却してもらい、美味しいお茶をなぜかいただき、荷物を預けて!さて!豫園へ!
豫園へは徒歩で歩きながら向かったけど、そこらかしこに清掃をしている人々がいたのが印象的だった。

豫園には入ってないけど庭園ぽさを感じられる

ここは周りがめちゃくちゃでかいお土産街で、観光客がわんさかいる!本体の豫園に入る時間がないので、おみやげ屋さんで買いつつ散策。
途中おばさんのキャッチにすごい勢いで声をかけられたが、何もわからないので「すみませんねえ~」と言って退散した。

朝からめちゃくちゃ観光客がいる
上の写真の真ん中にある建物の2階から。ビルが映るのが上海ぽくていい

タンフールーとか売ってたけど、あれを完食できる気がしなくて諦めた。牛串とかも同様に。
50センチくらいの串の長さだったけど、あれは食べるのに勇気がいる。

こんなお店たくさんあった

豫園の周りは似たような瓦葺きで4階建てくらいの楼閣だったが、あの建物群はそのまま使ってるのか、それとも最近建てたものなのか…気になる…

中は改装されてコンクリートで補強されている。土産屋以外にファッション店もある

豫園のショッピング街は結構広く、これだけで午前がつぶれてしまいそうな感じ…いやそんな時間はない!

豫園からちょっと離れたらこんな感じ。午前だけど怖かった

その後は歩いて外灘へ。建物見て東方明珠見てを繰り返してた笑
建物群がとても綺麗でかつ通常利用されてるのがすごい…!めっちゃ内装凝ってるホテルとかもあった!

白亜の建物群。銀行や証券会社、ホテルなどが軒を連ねる。歩いているだけで楽しい。


よく見る写真。晴れていてもガスっているのが上海ぽい

そこから南京東路へ。もうここはお土産だけ買って…と思いきや頼まれてた五香豆がない!
豫園ではめちゃくちゃ売ってたけど高かったからやめておいたのが仇に…。
大丸新世界店の地下に行っても置いておらず、結局お土産物屋でゲット。
土産物屋のショーケースにある鮮肉月餅が食べたかったけど、勇気がなくて(なんて読むか分からず、店員さんに声をかけられず)買えなかった。次こそ…むむ…

中国シチズンの羽生くん。中国での羽生くん人気はすごい


おっ!たこ焼き〜と思ったらくくるの支店だった


世界の電気ネズミ

もうタイムリミットも迫ってたのでスタバでご飯を食べて荷物を引き取って地下鉄へ!
最後の思い出にリニアモーターカーへ!

4両のうち1両がグリーン席、残りが一般席だった

軽度の鉄オタとしては楽しみで仕方がなかった!
実際の浮いてる感じは…うーん、まあ、確かに静かだった。レールの継ぎ目のガタガタがないのが確かにリニア感。
速さは新幹線より早いくらい。あっという間に(実際には8分)空港に着いた。
(だけど市内からの地下鉄と乗り継ぎを含めたらそんなに短縮になっていないのが悲しい所ではある)

時速300キロ、確かに早い

乗り心地はめちゃくちゃいいってわけじゃなかったな。
まあ良い思い出にはなった。

それよりも景色ばかりに気を取られていた。畑?なのか、何もない荒野にいきなり同じデザインの高層マンションが20棟ぐらいコピペされたような場所があり、なんとも中国らしい光景だった。
あれに人は住んでいるのか、それとも投機用物件なのだろうか。

空港に到着した後、出国の審査は思ったよりスムーズで(出国審査の時にめちゃくちゃパスポートなのか顔写真なのか見られてたけど、入国時すっぴん同然だったから疑われてた…?)、1時間以上を残して乗り場に到着。暇だけど疲れてて何もできない。

ずっと水を飲んでたので、最後にお茶を買ったら砂糖入ってるの忘れてた。やられた。

ようやく飛行機に乗ったと思ったら何かのトラブルで飛ぶ気配がない。
結局テイクオフしたのは乗ってから1時間後だった…
推しが出ていたライブ配信も見れないしなんだよもうとか思ってたら、何か運ばれてきた…!え、もしかして!食事だああああ!!!!

下の箱にはドリンクやクッキーが入ってた

LCCだから出ないと思ってたのにまさかの食事!ありがとう!
高菜?を炒めたものに鳥が揚げたのと魚を揚げたのが入ってる。ソフト麺みたいな柔らかい感じの麺でおいしい。
卵には五香粉で味付けしてあった。うまい。

煮卵は
五香粉で
味付けを

よし、覚えたわ。

もうすぐ着きます〜のアナウンスがあってから30分くらいして到着。なんだったんだ。でも、ライトが暗いおかげで夜景が見られた。あれどこ飛んでたんだろ。個人的には福岡あたりから四国の高知側回って大阪湾かなと思ったけど…。海がやたらと多かったので。
(正解は福岡から瀬戸内海経由でした。島が多いからその線も考えたんだけど、やたら海が広かったんだよな…瀬戸内海舐めてた)

今はこうやって航路が出るんですね。すご。

どうでもいいけど、上海出てからイカ釣り漁船か?くらいライトを煌々と照らしてる漁船がめちゃくちゃあって。(海場なのは照り返しで確認)あんなに照らして何の魚を釣ってるんだろう。やっぱりイカ?
それにしては徒党を組みまくってたけど…謎だ…

荷物を待ったりしてたらあっという間に10時😢なんとか電車に間に合ってよかった…。

なんか日本に戻ってきたけど、まだちょっとふわふわしてるところがある。さっきまではどこ見ても簡体字でサラッと読めなかったのに、今は電車の全ての広告が読める。
もしかしなくても、私はきっと多くの情報を見逃していたんだろう。
何もわからないことを実地として叩きつけられたことは、個人的にも良い体験だった。
そして、1人で海外行って帰ってこられるもんなんだなー!という知見にもなった。
まだ谢谢と你好と买单しか喋れない人間だけど、それでも生きて帰ってこれるよ!大丈夫!
って、私に励まされてもねw

コロナでできることが制限されて、自分でも知らないうちに視野が狭まってたり、一歩踏み出す勇気を忘れてたのかなとも気付かされた。
歳を取ると、経験が増えてその分回避方法も分かってくるから、あえて冒険をしなくなると聞いたことがあるけど、ここ数年それはとても実感している。
だからこそ自らで風穴を開けていくような経験をしないといけないのだなと思い知らされた。
…まあ、推しに関しては基本突っ走る人間なので自重とか全くせずやりたいことやってくからあんまり殻にこもってる人間ではないんだけど(仕事とかはその分保守的だったりする)

改めてみても、よい旅を送れたな。
次は誰かと行って地元民と一緒の朝食とか食べたい。
やっぱ1人だと自分でリスクを負わなきゃいけないけど、誰かいるとリスク分散できるから、できる幅も広くなるんだよね。
もちろん一人旅とは違う気の使い方はするけど、仲間がいるのもおもしろそうだなと思いました。
まあ友達いないけど!

今回のお土産(自分用含め)

まだ行けていないところも多いので、絶対リベンジしてやる!

長々と読んでいただきまして、ありがとうございました😊

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