#17 石川県【47都道府県探訪】
北陸の京都、加賀100万石と呼ばれた石川県をご紹介。
1.石川県の概要
① 地理的要素
位置一 本州の中央部、日本海側の北陸地方に位置する
気候一 日本海側気候で、冬は降雪が多く、夏は湿度が高い、特に冬は曇りや雨も多い
産業ー 伝統工業や観光業が非常に盛ん
食文化ー 伝統的な料理や菓子に加えて海産物も多く食べられている
② 県庁所在地
金沢市
③ 人口
約112万人 (2023年時点)
④ 市区町村数
19 (11市、8町)
⑤ 何で有名か
- 加賀100万石
- 伝統工芸品 (輪島塗、九谷焼、加賀友禅 など)
- 城下町の街並み
- 加賀野菜 (金時草 など)
- 海産物 (蟹 など)
- 金箔の産地
- 加賀温泉郷 (山代温泉、山中温泉 など)
⑥ 観光名所
- 兼六園
- 金沢城
- 21世紀美術館
- ひがし茶屋街
- 近江町市場
- 輪島朝市
- 能登半島
- 千鳥なぎさドライブウェイ
⑦ お土産
- 金箔関連製品
- 伝統工芸品 (輪島塗、九谷焼、加賀友禅 など)
- 棒茶
- 和菓子
2.訪問記録
まず、石川県といえば金沢だ
金沢は前田氏の治めた加賀100万石の中心地で、城下町として現在まで非常に栄えている
金沢で特に有名なのは駅前の鼓門で、世界で最も美しい14駅の1つに選ばれたこともある
また、日本三名園の1つ兼六園も金沢にあり、伝統文化を多く楽しむことができる
そして、金沢は街並みも有名だ
ひがし茶屋街は伝統的な街並みを楽しめる場であるし、近江町市場には地元の商店が並んでおり、地元の暮らしを体感できる場である
金沢市以外では、能登が有名である
今年1月に巨大地震に見舞われたもののそれ以前は観光地として有名であった
例えば、能登半島という地域自体が有名で、名前を聞いたことがある人も多いと思う
また、能登は輪島塗りなどの伝統工芸品や輪島朝市などの伝統的なものが有名である
さらに、温泉も有名で加賀温泉郷として日本に名を馳せていた
3.観光地としての石川
さて、観光地としての石川はどうであろうか
2で説明したように金沢は古都として有名であり、観光客も非常に多く訪れる
金沢は、関西からだと電車や車でのアクセスが良好で、さらに、北陸新幹線が開通したことにより東京からより簡単に訪れることができるようになった
また、金沢以外にも2 で紹介した輪島は観光地として有名であるので石川県を目的地として訪れる人が多い
また、国内で唯一砂浜を車で走れる千里浜なぎさドライブウェイなど他県にはない観光スポットもあり、観光地として魅力的だ
さらに、石川の伝統工芸品は日本人のみならず、海外の人にも有名でお土産としてもピッタリなため、観光地として完成されていると言える
4.石川の課題
石川は観光地として石川自体が良く、完成された地域である
さらに、アクセスも良く新幹線の終点であることも重なって目的地として扱われることが多い
そんな石川の課題としてあげられるのは、金沢は有名ではあるが、石川という県の名前があまり知られていないと思われることである
また、金沢周辺に観光スポットが非常に多く集まっているため、観光客にとって観光しやすい反面、石川県内の他の地域を観光で訪れることは少ないと考えられる
しかし、観光と地元の生活とを共存させるならば金沢という観光都市は非常に良いと思う
後は、震災からの復興である
輪島は観光地、温泉地として有名であったため、輪島が震災の被害により観光客が訪れることができないとなれば、石川の観光産業にとっては痛手はある。
だが、まず、人の安心が必要であるから復興を最優先に、復興の過程で観光客を呼べば良いと思う
5. 最後に
石川はアクセスも良く、観光地としてもまとまっていて古都の雰囲気、食文化を堪能できるためおすすめである
また、震災からの復興を目指している石川の支援になるだろうから訪れてみてはいかがでしょう
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?