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■ドラマ半沢直樹次長視点で考える人財掌握術 編

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~「1000倍返しは、成果を生み出す!」~

皆さん、いつもありがとうございます。
2大テーマパークにて人事・人財育成トレーナー、人財開発担当として豊富な経験を積んできたトレーナー・コンサルタントの           ワンダーイマジニア今井です。

今回のまなびのTipsでは、 今、世間を賑わしている、ドラマ半沢直樹について!


今日は最終回でしたね!皆さん、ご覧になられたでしょうか。
私も毎回楽しみに拝見させて頂いておりました!
今回も本当に心が揺さぶられる素晴らしい内容でした。
正義の味方、半沢次長がバンカーとして志高く、悪に立ち向かい、正々堂々と事を成していく。
その際に数多くの大きなハードルを越える際に「感謝と恩返し」を大切にする主人公、半沢次長が
人財掌握する主人公の視点という切り口から今回は、人財育成を考えてみましょう!

パワハラ行為が堂々と行われている時代背景にて
部下が、上司に言いたいことをはっきり言える主人公を見て、
サラリーマンであれば、自分を重ね合わせて、スカッとしたのではないでしょうか。
上司には強い意志を示し、部下には力を十二分に発揮させる人財掌握術!

半沢流人財が持つ、ゆるぎない信念は「顧客第一主義!」「感謝と恩返し!」
お客様の為に銀行がある!バンカーとして顧客である企業を圧倒的成果へ導く為には、正義の立場で容赦はしない!
自分が信じることを貫き、そして、その正義を御旗に仲間と共に突き進み、感謝と恩返しの気持ちで倍返し! という感じでしょうか。

ドラマの中の成功パターンをみているとやはり一つの法則がみえてきます。
半沢直樹は部下、同僚、上司、時にライバルである存在でさえ、心を動かしてしまう=仲間にしてしまうコミュニケーションがあります。
仲間が一つの高い目的に対して忠実に意識しており、目標達成する為に力を合せていく姿!
つまり、一人で問題を解決している訳ではなく、チームで問題を課題に変え、皆の心を掴みながら、解決しているのです。

では、なぜかなり無謀ともいえる問題、、、、つまり、内容をさらっと聞いただけでは、絶対に無理だろうと思う状況に仲間を向き合わせることができるのか。。。。

リアルな私たちの現場にも同じようなことってありますよね。
ここは、こんなキーワードが出てきます。その一つは、、、

「心理的安全性」

「心理的安全性とは、組織で働くメンバーが安心してその組織に属していられる状態が担保され、それによって自分の能力を十分に発揮して自分らしく働ける場のこと」
言葉自体はもともと心理学用語で、Googleが行った調査にて「プロジェクトアリストテレス」にて組織の生産性を高め、働きやすい職場を作る為に何が必要なのかを分析を掛けたところ、生産性が高く、マネジメントの行き届いた組織は心理的安全性が高いという結果が導き出されました。つまり、自分に対する他者の反応を過度に恐れたり、羞恥心を抱いたりすることなく、自然体の自分で振る舞える環境のこと。ビジネスの現場では、「社員一人ひとりが所属する組織に対して引け目を感じたり、周囲の目を気にしすぎたりせず、冷静にも自分らしくしっかり判断できる状態で自分の能力を発揮する状態が、組織の最大のパフォーマンスを発揮しやすくするということです。


私達の成果につながる人財育成プラットフォーム「5ラダー13の学習ポイント」においても、第1段階のラダーにて「バイトサイズの学び」の中の要素である、「学習者に注意を喚起する」というところで、ファシリティナーとして「場を和ませる=全て善しという考え方を浸透させる!」にて心理的安全性を一つ、大切にしています。

主人公、半沢直樹次長もチームを作る段階にて自ら仲間に対して心理的安全性を提供し、メンバーに意識させ、強いどんな問題にも怯まず、立ち向かう自らを率先して示し、そして、その自分自身の在り方をエビデンスとして 強い組織を創るメンバーを創り上げる天才だということが見て取れます。
メンバーの最大限のパフォーマンスを問題の大きさによってさらに仕掛け、引き出す力・・・
ドラマの中でも数多くの失敗が描かれていますが、失敗する度に主人公である半沢直樹次長は、その敵役である人に対しては「やられたらやり返す!倍返しだ!」と啖呵をきりますが、その啖呵とは別に同時に冷静沈着な思考を基に、次々と手を打ち、裏の手、その裏の手と次なる戦略をどんどん考えていきます。また、仲間である部下、同僚に対しては失敗を受け止め、過度な緊張や不安を与えるのではなく、次の戦略に向けてどんなことをここから学び、次に活かすのか、冷静にさらに諭しながら、勝てる戦術を共に考えていくことが描かれています。どんな行動をしても、否定される心配がないと仲間が信じられれば、厳しい状況、厳しい言葉であっても、その仲間はそこでさらに奮起し、さらに自分の持てる力をどんどん発揮し、信頼を得る為に動いていくことになるのではないでしょうか。
また、失敗や「べき論」などの正義、思い込みに執着するのではなく、柔軟な思考にて挑戦しても許される場によって、チーム内でチャレンジが加速し、改善や改革が各々から生まれ、シナジーが生み出しやすくなるのです。
チームメンバーが「こんなことをして大丈夫なのだろうか。。。。こんなこと言ったらお門違いなのではないだろうか。。。。 もう無理だ。。。。。」なんて思考が1mmも起こらず、むしろ、逆境に燃えるようなチームを創り出していることには、本当に半沢直樹次長の「燃える組織」人財掌握のセンスが光るなと私は感じました。皆さんは、如何でしょうか?
心理的安全性を高めるポイント=「全て善し」の考え方、具体的実施方法
はどのように考えれば良いでしょうか?


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チームで情報共有を徹底する ~曖昧さを嫌う~
お互いを認め合う価値を共有する ~すべての意見には価値がある~
風通しの良いチームの場を創る ~人は場に影響される~
圧倒的承認の機会を意識する ~ピア アクナレッジ(注1)を実施する~
                                      一部抜粋
注1)=チームメンバー同士が仕事の成果や貢献に応じて、感謝の言葉、認める言葉、を含むその人の貢献を実際の言葉、行動にしてお互いにし合う仕組み(互いを認め合う環境)

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如何でしょうか。
半沢流がヒットし続ける裏側を人財掌握術という人財育成の切り口にて分析してみました!
ドラマからもたくさんのヒントが私たちは学ぶことができます。
このような全ての題材に対してどう意味づけ、価値づけをして学びを深めるのかという視点をこれから、オンラインコミュニティにてたくさん発信していきます!
次回も、様々なポイントから学びを深めていきます!
是非とも共に学びを深めていきましょう!

尚、今回お伝えしています。動画学習の5つのポイントについてなどは
オンラインコミュニティにてたくさんの情報をお伝えしていきますので、是非とも
オンラインコミュニティメンバーに参画してくださいね。
10月1日よりコミュニティはCAMPFIREにてスタートします!

尚、学習動画作成、学習者にするラーニングデザインなどは【ティール会議オンラインコミュニティ】にてたくさんの情報をお伝えします。
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