男性が育児休業を取得できない原因は、会社ではなく個人の意志にある。
数年前、待望の第一子が産まれることになった。
夫婦共働きの2人家族(そういえば近頃はDINKSという言葉を聞かなくなりましたね)、お互いの両親が遠方に住んでいることや、里帰り出産が難しい環境であったことから、
夫婦ともに出産後の産休・育休を取って、母体の回復や子育ての時間をつくることにした。
当時の社会情勢は、男性の育休取得率の公表が決まり、産後パパ育休のニュースが飛び交い、
取得する男性側は若年層を中心に取得意欲の高まりを見せながら、取得率・取得期間が低調なころであった