優しいフェミニンケアの世界 | Femtech Fes! フェムケアブランド3選
2021年10月に開催されたFemtech Fes 2021。現地で見たプロダクトの中から、個人的に心惹かれた「フェミニンケア」「ボディケア」に関するプロダクトを厳選してご紹介します。
一日10秒でも、身体を見つめるライフスタイルを作る「明日 わたしは柿の木にのぼる」
植物由来成分を使用したデリケートゾーンケア用品。アトピー肌にも優しい成分でできています。
デリケートゾーンのケアって、皆さんどうしてるでしょう。そもそもあまり語られないですし、どうケアすべきなのかなかなかわからないように思います…
「明日 わたしは柿の木にのぼる」では、デリケートゾーンは心と身体を知るバロメーターと考え、一日の中で10秒でもデリケートゾーンをケアする時間をつくることで、自分の身体をより見つめられるようになることを目指しています。
商品自体が肌に優しいだけではなく、ブランドコンセプトも優しく、共感するプロダクトだと感じます。
産婦人科医がつくったフェミニンケアブランド、est're(エストール)
エストールはデリケートウォッシュやクリーム、オイル、インナージェルというラインナップを扱うフェミニンケアブランドです。
エストールが着目しているのは「膣内フローラ」。フローラとは、多種多様な細菌が生息している状態のこと。膣内の場合、「ラクトパチルス乳酸菌」が多い状態が良いそうです。ですが、ボディソープでデリケートゾーンを洗ってしまうと、洗浄力が強すぎて必要な菌まで洗い流してしまうとのこと。エストールのプロダクトではこの菌を配合していたり、強い刺激で菌を流しすぎないような工夫がされていたりします。
先ほどのプロダクトと比較すると、エストールの方が「ラクトバチルス乳酸菌配合」をアピールするなど、より科学的エビデンスや機能訴求を重視したブランディングがされているように思います。
Femtech Fes!ではガチャポン景品としてこちらのデリケートウォッシュを頂きました。泡で出てくる便利なボトルで、使ってみると全く肌がピリピリせず香りも優しかったです!
エストールのラインナップで面白いと思ったのはこちらのインナージェル。
直接膣内に使用します。直接注入できるので、うるおいを保てることはもちろん、ラクトバチルス乳酸菌も配合されていて膣内の環境を整えることができるということです。
科学的根拠からアプローチするプロダクトはまだ少ないようにも感じているので、フェミニンケア市場がさらに盛り上がり、あらゆる角度からデリケートゾーンを労われる選択肢がこれからもどんどん増えていってほしいですね。
話題のCBDを使ったボディケアプロダクト「WALALA」
最後は、デリケートゾーンではなくCBDボディケア製品「WALALA」です。CBDは麻由来の成分ですが、安全性はWHOにも認められており、ストレス軽減やリラックス効果があると言われています。近年、日本でも少しずつ広まってきています。
現在、CBDオイル、CBDクリーム、CBDサプリメントの3つのラインナップがあります。WALALAのこだわりの一つは、国内生産。安全な商品を日本で多くの人に届けることで、ヘルス&ウェルネスの文化を広げることを目指しています。
つい慌ただしい日々を送りがちで、なかなか休息の時間を十分取れなかったり、休もうと思ってもリラックスしきれなかったりしますが、CBDの効果をうまく活用して、自分の身体を労わる時間を増やしていきたいですね。
こうしたトレンドに乗ったボディケア商品がFemtech Fesに出てくるということは、今後はデリケートゾーンやより女性の身体に特化したCBDプロダクトも登場するかもしれません。今後、動きがないかぜひ注目したいです。
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