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noteをきっかけに読んでみた本

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いつかどこかでnoteをきっかけに読んだ作品についての記事
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記事一覧

『六人の嘘つきな大学生』二度読みせずには居られなかった

「映画化決定!!」の文字がデカデカと書かれた帯が目に入った瞬間、いかにキャストを見てしま…

Wombat
3週間前
47

『翻訳に生きて死んで』…っていや死なないで良かった

先日、あるnoteユーザーさんとのコメント欄で、韓国の小説を日本語訳する日本人の翻訳家さんの…

Wombat
1か月前
22

読書って。書評って。

さてさて、今回はこちらの記事 の、続きにあたるものをしたためてみます。何の気なしに村田沙…

Wombat
3か月前
81

村田さんのエッセイ

先日紹介した村田沙耶香さんのエッセイがとっても良かったので、他のエッセイも立て続けに合計…

Wombat
3か月前
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年の瀬に読む『きれいなシワの作り方』

最近そこそこしっかり体調を崩してしまい、年末年始は自宅静養が確定しちゃいました。やっと熱…

Wombat
4か月前
26

『ナイルパーチの女子会』読後に

柚木麻子さんの本は、以前に紹介した『BUTTER』が初めてでした。 今回の本は、noteで複数の方…

Wombat
4か月前
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『黄色い家』を読み通して

黄色い家。そう。それは、仲里依紗さんの、内装真っ黄色のご自宅について図解と解説をふんだんに織り込んだお話。…では、ありません。 (ご存知ない方のために。俳優の仲里依紗さんがご自宅で撮影されている超有名なYouTubeがありまして。ルームツアーってのがあったので貼ってみたけど、もうこれ2021年か…!トカゲ君あどけないな!) …はい!では何かというと、こちらです。 『黄色い家』- 著者:川上未映子さん 作風の共通性私、川上未映子さん作品を読むのは2作目でした。読みながら

『マスカレード・ホテル』を観て読んでみた

以前これでも書いた通り 私は「謎解き」という意味でのミステリーは好きだけど、「殺人事件」…

Wombat
7か月前
23

「教養する」ための『教養としての教養』

タイトルに3回も入れ込んでみた「教養」という言葉。「教養のある人」とか「大学の一般教養科…

Wombat
8か月前
26

マネージメントの前に『感情は、すぐに脳をジャックする』を知る

本屋さんを眺めていると、怒りや悲しみのようなマイナス感情のマネージメントみたいに、感情に…

Wombat
8か月前
22

『カニカマ人生論』に学ぶ

立て続いて、いつしかの積ん読の消化中、それもまたnoteで紹介されて気になった本ばかりでござ…

Wombat
9か月前
29

言ってみたい『本日は、お日柄もよく』

こちらもnoteで初めて知って読んでみた本です。 これまで出席させて頂いた結婚式の数々でも、…

Wombat
9か月前
22

そうだ、『阪急電車』に乗ろう

インプットもアウトプットもなかなかままならない今日この頃ですが、本はちまちまと読んでいま…

Wombat
10か月前
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『13歳からの地政学』で地球儀ぐ〜るぐる

「地政学」という言葉。地学やら政経やら地理やらじゃなくて?地政学?何なん?となるぐらい、私にはあんまり馴染みのない言葉でした。何となく気になっていたのかnoteでもしばしば目にすることがあり、手に取ってみたのがこの本。 『13歳からの地政学』- 著者:田中孝幸さん 高校生の兄と中学生の妹が、近所のアンティークショップで店頭に飾られた古い地球儀をたまたま見つけて惹きつけられるところから始まるお話。その高級そうな地球儀、その名も"Diplomat(外交官)"と名付けられたすご