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飾り窓(売春宿)はツアーに入るほどの観光地なのだinオランダ・アムステルダム

オランダの首都アムステルダムには巨大な売春街が広がっている。アムステルダムの駅からすぐ、徒歩五分ぐらい歩けば飾り窓(売春宿)が姿をあらわしてくる。何かを隠してる感じでもなく、その光景が普通でありむしろ街灯の少ないオランダにとっては飾り窓の煌々とした真っ赤なライトがイルミネーションのように目の前の川をも照らしていた。

目の前の川も照らすライト
たくさんの人が歩行している

写真では何度も見てたけど、まさかこんなにも当たり前かの様にあるのかと、日本の飛田新地や置屋と呼ばれるところの雰囲気とは全く違うなと思った。

日本では赤線地帯、青線地帯と呼ばれるところに売春街が広がっており、有名どころで言うと東は吉原・西は飛田新地である。そこは独特の空気が流れており東京駅の前を行ったり来たりしてる普通の人はいない様に思う。そしてゲストハウスだとかは無く、大体の男性は目的をもっており歩く女性も店のコンパニオンが多いように感じた。

コロナ渦の吉原
コロナ渦の飛田新地

赤線地帯と青線地帯について↓

1946年連合軍総司令部の指令によって日本の公娼(しょう)制度は廃止されたが,従来の遊廓地帯と私娼街を特殊飲食店街と呼んで,その女給と任意に行われる買売春は黙認された。この特飲街指定地域を〈赤線地帯〉といい,これに対し裏口買売春を行う私娼街を〈青線地帯〉と呼んだ。

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そんな日本とは打って変わってアムステルダムには売春博物館があるぐらいオープンなのである。

売春宿の真っ赤なライトで照らされた歩道をアベックや観光客、飲み帰りの人たちが歩いており、中には飾り窓ツアーも実施されており(日本語飾り窓ツアーもあった)なんだここわと思った。

実際現地の娼婦たちは観光客が多く、ツアーまでされることにより冷やかしも多く仕事にならないからやめてくれと嘆いてるそうだ。

実際にもそうだろうなと思うぐらい、誰がお客さんで誰が観光客か分かりずらい。

わたしたちが訪れた11月のアムステルダムは日本で言う真冬ぐらい寒かった。そんな寒い中彼女たちは下着姿で窓の中で待機し(窓の中は暖房がかなり効いてるはず)毎回男性が値段交渉に扉を開け、その度に寒そうな顔をしてるのを見ると、冷やかしのお客さんは嫌だろうなと心底思った。まぁ、それも仕事のうちか。

それにしても売春宿ツアーがあったり、売春博物館があったりとここは一体なんやねんと思った。いやいやまじで。日本でこんなことがあったら問題やろうけど、ソープランド博物館や飛田新地博物館が出来たら中国人観光客や世界中の観光客が来るのとちがうかと思うわ。ただ、それによってお店に入ってくれるお客さんも増えるかもと思ったり。どうだろうか。

アムステルダムには大麻博物館や人体の不思議展やら、拷問博物館やらわたしの大好きな分野がたくさんありました。みなさんもヨーロッパに行った際はオランダぜひ行ってみてください。オランダの問題はすべてのイスや鏡が高いぐらいです(笑)世界一身長が高い国それはオランダです。

p.s.最近アングラばかり書いて申し訳ございません。趣味ではありますが、アングラ本を一冊出そうと思ってます。道のりは長そうですが空いた時間に書いていきたいと思っております。

#売春宿 #アムステルダム #オランダ #飾り窓 #レッドライトシークレット #飛田新地 #吉原 #観光ツアー



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