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私の出版の世界

私はKindle出版は屋台だと思っています。

子どもの頃、家族で唯一大好きだった祖父が飴玉が好きで、常にカンロ飴とかドロップ缶を持っていました。

一度縁日の屋台で飴玉を売っているのを見かけ、その色とりどりな世界に見惚れました。
ただし、この縁日の飴玉は一粒がとても大きくて、一粒食べたら口の中がいっぱいになってしまい、こんなものを老人に食べさせたら窒息してしまうのではないかと思いながらも、祖父の喜ぶ顔が見たくて祖父が好きそうな味のものを吟味して詰めました。

祖父はとても喜んでくれて、その大きな飴玉がとても気に入った様子でした。

お祭りの縁日に必ずその飴玉屋があるとは限らないのですが、見つけるたびに買い求めた思い出があります。

縁日の屋台はそれこそ賑やかで、何を購入するか迷うところですが、やはり定番のタコ焼き・焼きそば・かき氷が並ばないと買えませんね。

飴玉屋は人気がなく、でも私の目的は飴玉屋なのでずらりと並んだ屋台の中にひっそりと立っている飴玉屋を見つけると何より嬉しかった。

それとKindleとなんの関係があるのかと思われるかもですが、私にとっては同じです。

私はひっそりとレトロで人気のない飴玉屋を開くでしょう。

たくさんのカラフルな飴玉の中には、さまざまな味があって、中には生姜とか薄荷などのぴりりとするものや、スースーが過ぎるものもあります。

ふと気がついたらたくさんの飴玉が並んでいた。

そう言うふうにするつもりです。

昨夜は遅くまで、まあいつも遅いんですけどKindle本の表紙作成に取り掛かってました。

人間の足って、割と描くのが難しいパーツです。

例えばの話、写真を撮影してその画像をトレースしたらまさしく人間の足になりそうなものですが、そうはならないんです。

陰影が大切な部位の1つですが、はっきり言うと美しくないんですよ。

「そりゃお前の足だからじゃねーの?」と言う突っ込みは勘弁してください。そりゃ確かに私の足は汚いですけれども!!(爆)

足モの方の画像を借りてきても同じ。

トレースでは描けない。

つまりあくまで見本にしながら、現実にはない凹凸を付け加え、陰影をつけてようやく『見れる』足になるんですね。

しかしながら今回表紙に使う予定の足は、美脚を追求してはいません。

あくまでどこにでもいる普通の人の足。

を、描くのに2時間はかかりました。
さて、次は挿絵に入ります。


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