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イベントレポート

対話が深まる問いとは?

社内のMTGや交流イベントなどで、対話が盛り上がる時と、いまいち盛り上がらない・深まらない時がありませんか?
その差は話すテーマや問いのデザインではないでしょうか。

今回「こころのおとを聴く」をコンセプトに掲げるWOLSAMでは、「問い」が気になる・興味がある人で集まって読書会を開催しました。

持ち寄りの読書会

各々の視点から「問い」を探究してシェアするにあたり、課題図書を指定しなかったので、持ち寄られた本はバラエティ豊かでした。

問いのデザイン
たった一つを変えるだけ
1秒でつかむ

問いを学び、問いを立てる

せっかく読むなら問いを学ぶだけでなく、問いを立てる実践の場を入れようと思い、以下の流れで進めました。

問いを学ぶ

問いを学ぶにあたり、まずは目次や中身を5分程度で読みながら、知りたいこと・本から学び取りたいことをブレストしました。

・問いとは何か?
・問いを解くとはどういうことか?
・どうしたら問いを深めていけるか?
・話しに深みを持たせる問いかけとは?
・常識を揺さぶる問いはどうしたら設計できるのか?
・アイディアが派生する問いの立て方とは?
・感情を刺激する問いとは?
・人の素がみえてくる問いとは?
・どんなときに問いをもつのか?
・問いを因数分解するとは?

次に、特に知りたいことを各自1〜3つ選び、20分ほどで本を読み進めました。
ここでは、シェアされた学びの一部を紹介します。

問いの因数分解

・問いの因数分解とは、問いを「探索の対象」と「制約」に分解すること。
・作成した問いを評価するために行う。
・複数の問いが含まれると複雑で答えにくいので、因数分解してシンプルにする。

問いの種類

・価値観を探索させる問い
・過去の経験を探索させる問い
・集団の合意点を探索させる問い
・外部の情報を探索させる問い
・言葉の定義を探索させる問い
などなど…

問いを立てる

最後は学びを元に、「MTGのアイスブレイクで出す問い」というお題で問いを立ててみました。

・リモートワーク中の会議で顔出しは必要か?
・「はたらく」の対義語は?
・雑談とは?
・くつろぎとは?
・なぜものを捨てることは難しいのか?
・ごはんのテイクアウトで失われるものはなにか?
・今まで食べた中で本当に美味しかったものは?

やってみてどうだったか

イベントの最後に、参加者から下記の感想をいただきました。

「問いについて考えるきっかけを持ててよかった」
「問いの立て方によって、辿り着く場所が変わってくるなと思った」
「知りたいテーマを設定してから、読み進めていくのが面白かった」
「積読を読むよいきっかけになった」
「問いを立てる実践の時間があってよかった」

WOLSAMでは今後も「こころのおとを聴く」ための場づくりをしていきます。
イベントのご案内は基本的にFacebookで行っていますので、是非見てみてください!