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WOLSAM

大学を卒業した2017年の3月から「WOLSAM(ウォルサム)」という名で「こころのおとを聴く」場づくりをしてきた。
ここでは、WOLSAMの成り立ちから、これまでどんな場づくりをしてきたかを紹介する。

社会人になっても「想い」を大切に

2017年の3月30日、教育系の学生団体を卒業する親友と、教育に想いのある人たちを集めてイベントを開催したのが、WOLSAMのはじまりだ。

これまで足繁く通っていた教育現場から離れることで、自分の大切にしたい想いを徐々に見失うかもしれない。
ならば、社会人になっても語らって、想いに立ち帰れる場をつくろうと思い、足がかりとしてイベントを開催した。

小さく試す

初回イベントを経て、教育に限らず今後も想いに立ち返る場、そして、その想いを小さく試せる場をつくりたいと思うようになった。
たとえば、「学校をつくりたい」のであれば、試しに身近な5人を集めて授業をしてみる、といった具合だ。

そこで、互いの興味のあることについて語らい、その場で仲間を集めて実行に移す場を設けたところ、「語らうキャンプ」の企画が立った。

こころのおとを聴く

私は入社4ヶ月目の当時、仕事の理想と現実のギャップにかなり悩んでいたのだが、キャンプで焚き火を囲んだり、寝っ転がって星を見ながら語らったところ、不思議ともやもやが言語化し昇華されて、気持ちが軽くなった。

なんだかわくわくする、もやもやする。
人と話すことで、声にならない「こころのおとを聴く」をWOLSAMのコンセプトに据えたのはこの頃だ。

年末・年度末の振り返りや、語らうキャンプ、映画を見て語らう会、問い語らう読書会など、さまざまな場づくりをした。

一緒に小さく試す

前述の「様々な想いを抱える複数人で、集まった当日に企画を立てる場」はその後数回開催したが、企画まで至るのは難しく、結局運営メンバーで場づくりをすることが多かった。

そこで、1対1で想いを聴いて、一緒に小さく試すようになり、こんなイベントを開催した。

■行く年来る年?向かう年!(年末の振り返り)
■語らう読書会 〜コミュニティについて〜
■語らう読書会 〜リーダンシップについて〜
■えほんから覗く「おとなってな〜んだ?」

最高に活かす

WOLSAMでは、これまで明確にターゲットを定めて場づくりをしてきたわけではなく、運営メンバーがやりたいと思ったことや、参加者と話す中で膨らんだアイディアを形にしてきた。

「WOLSAM」という名は「自己実現の欲求」を提唱した「マズロー(Maslow)」に由来する。
これからも、想いを語らって、小さく試す場をつくることで、人を、私自身も最高に活かしていきたい