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番外編#1 様々な価値観の中で(今後のnote運用について)

■はじめに

 小学校受験の広がりと共に、Twitterのお受験クラスタの人数も随分と増えました。

 さて、話を蒸し返すことになり恐縮ですが、残念な出来事もありました。

 先月、ある方から「金儲けに走った」と誹謗されたわけですが、実はその方からは、以前DMにてご相談を複数回頂き、その度にかなり丁寧に返信しておりました。もちろん無償です。
 正直、かなりショックでした。

 「多くの方のために、お受験の謎(不透明さ)を紐解くお手伝いをしたい」という狼侍をスタートさせた思いと、皆様からの励ましの声を糧に、ここまでおよそ一年半、継続することができました。

 しかし、今回の件は少し心が折れました。いろいろ考える良い機会にもなりました。

■今後のnote運用について

 その件だけでない心無い声の積み重ねや、様々な価値観が混在してきたお受験クラスタを鑑みると、これまでのような発信の継続は難しいと感じ、身を引くことも含めて、理念と心を守るバランスを模索しました。

 熟慮の末、誠に申し訳ありませんが、これまでの無料note全てを、有料のメンバーシップ限定閲覧とさせて頂くことにしました。
 つきましては、新たに設置するメンバーシップの「スタンダードプラン」へと移管させて頂きます(有料noteの一部も対象)。

【重要】
 これまで有料noteをご購入頂いた方は、メンバーシップに登録しなくても、すでにご購入頂いたnoteはご覧頂けます
 また、最近に複数購入頂いた方には大変申し訳なく思っております。切り替えのタイミングの購入になってしまったこと、どうかご容赦下さい。

 さらに、「全note読み放題コース」も新設して、有料noteを含む全てのnoteを読み放題とし、今までより踏み込んだ受験戦略などを発信したいと思っております。

 詳しくは下記のメンバーシップのページをご覧下さい。

■「お受験を紐解く」のご紹介

 お読みになった方、特にお受験のご経験者の方はお気付きの通り、本シリーズは「受験の秘密情報」のような類の内容ではありません。
 お受験を経験した皆さまなら知り得ることを、少しだけ整理して「言語化」しているだけです。

 Twitterにも多くの有益な体験談が語られますが、どうしても断片的な情報になってしまいます。
 本シリーズでは、それらを体系立てて学ぶことができるとご理解頂いて良いかと思います。

 「お受験は永遠に不透明です」とは、先日のツイートでふいに生まれた言葉ですが、その不透明さは極めて不変的です。

 そのような状況において、お教室との情報格差を少なくしたい、健全なお受験に取り組んで頂き合格を勝ち取ってほしいというのが、本シリーズの願いです。

 手前味噌ですが、本シリーズを熟読頂ければ、お受験の本質をご理解できると自負しております。さらに、SNSの皆さんの各アドバイスも直感的に判断できると思います。
 是非ご登録頂き、狼侍へのさらなる執筆のプレッシャーをお掛け頂ければ幸いです。

※配信開始からの閲覧数の上位ランキングです。人気記事のご参考まで。(2022年12月1日時点)

※2022年の11月中旬に、noteの販売数が3,000を越えました。複数購入が多数です。沢山のご信頼を誠にありがとうございます。

■誹謗中傷への法的対応について

 最後に、皆様にもご参考になればと、弁護士との相談についてご報告いたします。

 顧問弁護士をお願いしているのは、狼侍がnoteでお教室などを取り上げた際に、先方へ不適切な内容でないかをチェックしてもらうためでした。自分への刃の相談は想定外でした…。

 結論として、今回の件については、仮に裁判所に持ち込んだ場合でも、表現に違法性が認められるか微妙なところ、という判断でした。ギリギリセーフ(と私が言うのもおかしいですが)と言ったところです。
 ただ、本当に微妙な表現の違いで、今回も言葉選びが一つ違っていればアウトだったようです。皆様も悪口には気をつけましょう。

 さらに別のところにも懸念があります。
 それは、代理人(弁護士)を通じて裁判所に申し立てをしたとしても、依頼人(狼侍の中の人)が明記されてしまうため、相手方に身バレしてしまうということです。
 誹謗中傷をするような相手に、わざわざ身元を明かす価値はないというアドバイスに従うことにしました。

 ちなみに誹謗中傷(不法行為)の時効は3年だそうです。3年後だと、やはり身バレしてまで訴えるのは難しいですね。
 但し、有料商材での無断転載が見つかった場合には、著作権を信頼できる方に譲渡し、その方から訴えてもらう工夫も視野に入れております。
 無断転載にはくれぐれもご注意下さい。

■あとがき

 これまでの一年半、大勢の皆さまと繋がる大きなきっかけとなったのがnote執筆でありました。
 その意味で、これを全てメンバーシップという箱に閉じ込めることは、本当に辛く、苦渋の決断であります。
 このような決断となったこと、心よりお詫び申し上げます。

 受験が終わり、コメントやDMを通じて、多くの方から「志望校にご縁を頂きました。noteは本当に役に立ちました。」というお声を頂きます。本当に嬉しい限りです。
 「何度も何度も読んだ」とまで言って頂けると、嬉しい気持ちと共に、改めて身の引き締まる思いです。

 少しでも誰かのお役に立てるのであれば、引き続き、分かりやすい「言語化」に精進して参りたいと思います。
 今後ともよろしくお願いします。


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