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#72 願書を紐解く[ジャック式実践編](小学校受験)

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 本noteでは「#16 願書を紐解く」実践編として、ジャック幼児教育研究所(以下:ジャック)が毎年4月に開催する「願書の書き方講座」(以下:ジャック式)を紐解きます。

 各教室それぞれで願書指導がありますが、さすがのジャックと言えるでしょう。面接対策にも繋がる小学校受験の本質を捉える指南は、界隈随一ではないでしょうか。
 一方で、講座の内容そのままを取り組もうと思うと相当なボリュームになってしまい、膨大な時間を要するのが難点です。そこで本noteでは、「#16 願書を紐解く」をベースに、ジャック式メソッドの効率の良い手法や進め方をご提案します。

 もちろん、不明点はジャックの所属教室にお尋ねするのが第一義です。あくまで狼侍式の実践指南ですので、その旨ご承知おきください。

※当然ですが資料の転載は行えませんので、講座の資料はご自身でお手元にご用意ください。
※内容については顧問弁護士のチェックを受けて配信しております。


■はじめに

 かねてよりお伝えしている通り、願書作成の要諦は「急がば回れ」に尽きます。
 例えばジャック式においても、ついつい願書に直結しそうな「ベストイレブン」作成から取り掛かってしまいがちですが、まずやるべきは「FIづくり」、すなわち「アウトライン図」を作ることです。
 アウトライン図をきちんと作り込めば、願書はもちろん、面接の準備も8割が終了したも同然と言えます。10月直前期に、面接対策に割く時間が削減できることは大きなメリットでしょう。

  なお、狼侍式の詳しい願書作成については、「#16 願書を紐解く」をご覧ください。出願にまつわる様々な疑問や、慶應2校の特徴的な願書についてもこちらで解説しております。

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