見出し画像

さみしいひと / 理芽 , Let Me Stay Here / Ceres Fauna のドラムを叩いてみた

さみしいひと / 理芽

8ビートのタイトなフィールが特徴的な楽曲。
アルバム「NEW ROMANCER」の収録曲、作詞・作曲・編曲 は笹川真生さん。

スネアはCANOPUS 佐野康夫さんモデル(現状手元にある唯一の6.5"深胴)、ピッチを低め+切り抜きヘッドをのせて、締まりの良いローピッチにしました。ドラムセットはお馴染みのBrooklyn 18" 12" 14"。
シンバルペアも理芽さん楽曲ならではのダークな世界観に合わせたチョイス。K Custom Special Dry Crash 18", K Constantinople Medium Thin High Ride 20” こちらもすっかり馴染んできました。

イントロからしばらく続くアコギとベースとシンクロするリズムパターン、縦がピッタリはまるように神経を集中しました。

(0:47~)
サビからふと顔を出す16フィール。
2,4で入るバックビートのタイトなノリを保ちつつも、ハットの細かな刻みで緊張感が出るような演奏を意識。

(1:59~)
ギターソロパート。
ここからは解放されたような感じで、オープンも絡めた複雑な16ベースのハットパターンが続きます。
(2:09~)
キックで追い討ちをかけていくパターンにとりわけこだわりました。

理芽さん曲(特に笹川さんプロデュース曲)はかっこいい曲が多くて、演奏していてもとても楽しくて好きです。

Let Me Stay Here / Ceres Fauna

軽やかなバッキングとウィスパーボイスがよくマッチするボサノバ調の楽曲。
VTuberとして活躍するCeres Faunaさんのソロデビュー一曲目。
作詞 kidlitさん 作曲・編曲 Shibayanさん。

スネアはLudwig アクロライト。ボサノバのさらっとした軽やかさを出したかったゆえのチョイス。
ドラムセットはBrooklyn 18" 12" 14"。
シンバルはシンプルにハットとライドのみ。
楽曲の中でドラムが悪目立ちしないよう、キックはヒールダウンでソフトな音色/音量を、他の楽器もさりげにいる感じのソフトタッチを意識して演奏しました。

リズムパターンは大別して2種類ありそうです。
冒頭から続くパターン(1サビまで一貫)と、1サビあとの間奏以降のパターン。(その後もパターンを行き来します)

(1:24~)
こちら2つめのパターン。
いずれのパターンもボサノバの典型的なパターン(2-3, 3-2 など)とは少し異な る独特なパターン。4/8小節で一つのループ、伴奏楽器とかなりシンクロさせてきています。
キックはアップライトベースと同期するような動き方。

(1:54~)
2B途中から刻みはハットからライドへ移行。
リズムパターンとしてはほぼ同じですが、楽器が変わるだけでかなり印象が違いますね。おしゃれです。サビ直前に入る頭抜き三連装飾ライドがお気に入り。

(2:44~)
アウトロは1拍目裏でシンコペーションをするところとしないところがやや複雑です。

まとめ

YouTubeドラム毎日投稿を続けていて、うち週2本はこのような楽曲と合わせた演奏動画を投稿してきました。
一週間に一度のペースで、このような感じで演奏のこだわりポイントなどを振り返りできればと考えています。
また読んでみていただけると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?