アルバム収録曲解説 2

〜今回リリースした曲のコンセプトやら制作ポイントやら〜

元ネタがある曲その1。

師匠に教わっている曲の作り方(所謂ダンストラックの場合)は、
①大体16小節くらいでKickとBassのパターンを作る
②ハットやらスネアやら乗っけてリズム隊の音量バランスを取って、曲の屋台骨を完成
③主旋律以外のシンセやパーカッションやらガンガン盛れるだけ盛る
④そうして出来たものを曲のピークとして、今度は音を引き算しつつ配置し、曲の全体構成を作り上げる
⑤更に色んな音を足したり引いたり
⑥主旋律を乗っける(私の場合は琵琶がコレに該当する)

毎度そんな感じで作っており、勿論この曲も大まかな流れは一緒なのですが、この曲の場合は①の前に「この曲いいな〜これっぽい曲作りたいな〜という曲からコード進行を割り出す」という工程が加わります。
そしてその曲をその曲たらしめているポイントを分析して、制作過程でいい塩梅に入れていく・・・んですが、なーぜーかー、最終的には別物になります。
まあ著作権的にその方が都合がいいっちゃあ良いので、気にしない。
別に元ネタ曲なくても、制作過程のイメージと最終的な仕上がりは別物になるのはいつもの事ですし。最初につけたタイトル通りに仕上がった試しなんぞ一度もなく、毎度毎度タイトルに苦労しています。

で、元ネタは?
1993年あたりでユニバースでクネクネしている曲。
わかった奴は大体マブダチ。

5月あたりの外で過ごすにはちょうど良い気候の時に、近所の庭園で空やら花やら眺めながら心地の良い音を探して作っていったんだよなあ。

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