本で探究「を」と「お」の違い

ごあいさつ

こんにちは、「を」を研究したい人です。
ここでは、自分なりの「を」の読み方について研究た成果を発信したいと思っています。どうせ研究するならと記録しているだけの自己満レポートです。
どうぞ、興味のある方は今後の更新を楽しみにしていただけると幸いです。

『かなづかい入門ー歴史的仮名遣vs現代仮名遣』を読み解く

今回は、今まで本をあまり好んで読んだことがない私が、
約2時間驚くほど読み込んだ『かなづかい入門』から「を」について研究していきたいと思います。

発音とは時代の推移とともに変化する

本を読み解く中で、初めに印象を受けた文です。
筆者曰く、発音は時代の推移とともに変化するもであり、一種の自然現象なんだそうです。
仮名は発音と密接な関係を持っているので、
発音が自然に変化した際に仮名をどう表記するか混乱が生まれてしまいます。
そうした中で平安時代にひどい混乱が起きたのが「を」と「お」だったそうです。ただし、ここでの「を」は助詞ではありません。

定家仮名遣い

仮名表記の混乱を治めるために、仮名遣いのルールを作ったのが藤原定家という人です。「を」高いアクセントで発音されて、「お」は低いアクセント。定家はアクセントの違いで「を」と「お」を書き分けることは徹底的にしたそうです。

最後に

今回読んだ本には、「を」と「お」の発音方法については、
触れられておらず、使い分けメインという印象でした。

実はこの記事を完成させる途中で国立国語研究所の図書室で、様々な文献を漁って面白いことがわかったので、今回の記事が少し変になってしまいました。次回の記事では発音にも触れた本を独自解釈をしつつ読みといていきます。定家仮名遣いも改めて触れるのでよろしくお願いします

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