【夏の食養生】
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皆様こんばんは!
ライフスタイルブランド 「W-NUDGE」です🌷
記事を開いて頂き誠にありがとうございます!
本日の内容は!
【夏の食養生】
~こんな方におすすめ~
・季節の養生を学びたい
・夏を元気に乗り切る方法を知りたい
・ライフスタイルを見直したい
【夏とは】
立夏から小満・芒種・夏至・小暑・大暑の6つの節気を経た、立秋までの3ヵ 月間です☀️
自然界では天の”気”が降り、地の”気”が昇り、天地の”気”が交わって天候が順調であれば、万物は「生長」し咲き栄えるとされています。
陰陽の関係で見てみると「陽気旺盛」といい、陽の”気”が一年の中で最も高まる時期です。
そんな自然界の成長と実りに合わせて、我々人間の身体も陽の”気”を成長させていきます。
日差しが強くなり気温が上がり、最も暑い"南風”が吹くこの季節は、身体を保養することがとても大切な季節といえます。
【夏と五臓の関係】
夏は五臓のうち「心」と深く関わりを持ちます。
「心」は五臓の中でも最も重要な臓器で、精神・意識をコントロールしています。
【心について】はコチラ
>>>https://note.com/wnudge_official/n/n3fc11faf402e?sub_rt=share_pw
「心」の働きが高ぶると、”血”を作り全身に巡らせる働きと、精神を司る働きが旺盛になります。
”血”は全身に流れている為、他の臓腑にも影響を与えます。
【夏の不調】
夏はご自身で思っている以上に体力と気力を消耗しています。
その理由は外気の厳しい暑さによる”気・血・津液”の消耗と、夏の邪気である”暑邪”の影響です。
夏の邪気である”暑邪”は陽邪で、体内に侵入すると「心」を傷めます。
「心」の働きが悪くなると、動いていなくても汗が出たり、動くと酷い滝汗が出たりします。
外気の厳しい暑さも重なり、大量に汗をかくと”津液"を消耗します。
”津液"が不足状態になると”気”も消耗し、様々な不調が表れます。
体内に熱が籠る・顔色が紅潮する・喉の渇き・夏バテ・日射病・息切れ・脱力・不眠症・動悸など。
体内が熱くなり、血流が速くなると興奮状態を招きやすくなる為、イライラしたり怒りっぽくなるのも夏の不調の特徴といえます。
更に、雨が頻繁に降り高温多湿になる夏の時期は、梅雨の邪気である”湿邪”をも伴いやすくなる傾向にあり、”暑邪”と共に”湿邪”が侵入することがあります。
すると”気・血・津液”は大きく損傷し、”血”を消耗すると筋脈を滋養出来なくなることから痙攣を引き起こすこともあります。
他にも、冷たい食べ物の摂り過ぎにより「脾」を傷め、食欲不振・下痢・吐き気に繋がることも多くあります。
【夏の養生】
夏の養生の基本は「心」の高ぶりを抑え正常に働かせることです。
夏バテや日射病を予防する為には出来るだけ早い対策が必要です。
今日から出来ることを少しずつ取り入れてみてくださいね💫
養生①生活習慣
・遅寝早起き
日が長い為、夜眠る時間帯は多少遅くても大丈夫です。
しかし日が昇るのも早いので朝はきちんと早起きし、自然界の陰陽の生長に対応した生活をしましょう!
・感情のコントロール
暑い夏には思い詰めることなく、常に楽しい心情を保ち、激しく怒ることを避けましょう。
イライラしたら意識的に深呼吸しゆったりとした姿勢で過ごすと良いかもしれません😌
・適度な運動
体内の陽気は、動くことで程良く発散させることが出来ます。
しかし夏の発汗は”気”を傷め体力を消耗する為、日中の激しいスポーツは控えましょう。
暑さの厳しい時間帯は無理して身体を動かし発汗するよりも、風通しの良い部屋で昼寝をするのがお勧めです。
適度な運動は早朝か、強い日差しが弱まった夕方の時間帯がいいですね♪
・冷え対策
室内や交通機関などの過度な冷房の使用による、室内外の温度差に気をつけましょう。
暑い暑いと思っていても、実は身体は冷え切っているかもしれません🥶
夏の冷えは邪気の侵入を促進させ、夏風邪に繋がります。
冷え症をお持ちの方は悪化し、肩こり、頭痛、関節痛の症状が起こることもありますので注意が必要です。
寒気などの冷房病の症状がある方は、羽織るものやスカーフ、ひざ掛けを持ち歩くのが良いですね🧣
養生②食習慣
熱が篭った身体を適度に冷ましながら「心」の”気”を整え、水分とミネラルで”津液”を補分し水分代謝を促進させ、冷えた身体を温めましょう!
・身体の篭った熱を取り除く食材
→トマト・キュウリ・セロリ・セリ、白菜・レタス・苦瓜・柿の葉
旬のお野菜の多くは涼性・寒性の性質を持ち、身体の火照りを冷まします。
しかし過剰摂取は身体を冷やしすぎ、内臓の冷えにも繋がり夏バテを誘いますので適量頂きましょう。
・津液を生じ喉の渇きを潤す食材
→豆腐・トマト・キュウリ・冬瓜・スイカ・メロン
ミネラルウォーターやスポーツドリンクで水分を摂ることも大切ですが、
食べ物から津液を補えると尚、身体は楽になります。
・水分代謝を活発にする食材
→小豆・黒豆・ハトムギ・緑豆 ・南蛮毛・冬瓜
冷えがちで水分代謝が上手くいかず、夏の浮腫みが酷い方にもお勧めです。
豆類は粳米と共に炊くと毎日簡単に摂取出来るのでお勧めです🍚
・胃腸を温める食材
→生姜・胡椒・クローブ・フェンネル・八角 ・山椒 ・シナモン ・ニンニク
辛味・温性・熱性の食材は胃腸を温めてくれます。
しかし夏の時期の過剰摂取は”津液”の消耗にも繋がる為、身体を冷やす夏野菜に添えて、冷えを予防する目的で少量摂るように心掛けましょう。
養生③不調改善編
・多汗、心悸、不眠に
→レモン・梅干し・天然塩
夏によくある不調には基本の養生素材に加え、酸味と鹹味を摂ると良いでしょう。
酸味は引き締める作用を持ち、鹹味は「心」の”気”を補養します。
朝一番の常温の水にレモンを絞って頂いたり、昼食のおにぎりの具材に梅干しを使用すると手軽に摂り入れられます!
・日焼けに
→南瓜・人参・ミニトマト・鮭・アスパラガス
夏場はBBQやキャンプなどで紫外線を浴びる機会も多いことでしょう。
紫外線による身体のダメージを最低限に抑える為、抗酸化作用のある食材を摂りましょう。
抗酸化食材は"食べる日焼け止め"とも言われ、ビタミンとミネラルはダメージ肌を補修してくれます。
外出前の朝食に頂くことがお勧めです♪
・夏バテに
→食生活の見直しをしましょう。
夏は氷入りのドリンクやアイスなど、冷たいものを欲しやすくなると思います。
しかし冷たい食べもの、生もの、揚げもの、脂っこいものは「脾胃」を傷め、夏バテや日射病の原因にもなります。
朝はビタミンとミネラルを意識し、夜は低脂質で低糖質な食事を心掛けることで気力向上に繋がります。
【夏のお勧めレシピ】
・緑豆ごはん
緑豆は暑熱を取り除き、粳米は”気”を補う作用があります。
夏バテ予防にもぴったりです♪
粳米2カップに対して緑豆を50g程度使用します。
どちらもよく洗いきちんと浸水させます。
土鍋に材料と水を加え、中火にかけます。
お鍋の規定に沿って炊き上げ、しっかり蒸らしたら完成です!
白胡麻と天然塩をしっかりと付け、梅干しを入れておにぎりにしてもいいですね🍙
・苦瓜と菊花の和え物
苦瓜は夏の旬野菜で、”苦味”が身体の篭った熱を取り除きます。
食用菊花は「心」の高ぶりが影響を与える”肺”を帰経に持ちサポートします。
苦瓜を半分に切り種を取り除いて薄切りにします。
軽く湯通しして冷やします。
食用菊花は5つ程軽く湯通しし冷やします。
ボウルにクコの実を少々、天然塩、胡麻油、酢少々を加え
全てよく混ぜ合わせたら完成です!
いかがでしたか?
東洋医学では”私たちの身体は自然界の気候の変化に応じて、正常な生理活動を保つ力を持つ”とされています。
季節に合わせた毎日の過ごし方一つで、より正常な身体の機能を引き出すことが出来るのです。
毎日コツコツ、心と身体に優しい習慣を実践してみてくださいね😌🪷
次回木曜日は!この暑い日々には欠かせない存在!
【塩の重要性と選び方】をお送りします!
それではまたお会いしましょう❇︎°
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