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全国ラジオ局で大量オンエア中!21歳のシンガー、メイジー・ピーターズのデビュー・アルバムを解説

最も天才的な新人の1人として、今注目を集めている若干21歳のソングライター、メイジー・ピーターズ(Maisie Peters)

ここ日本でもシングル「Psycho」が全国の主要ラジオ局にて多数エアプレイされ、新人ながら各局のオンエア・チャートに軒並みランクインするなど、その楽曲のクオリティと中毒性溢れるキャッチーなメロディーは新人ながらも大きな注目を浴びています。

そんなメイジーは、待望のデビュー・アルバム『You Signed Up For This』をリリースしました。この作品には、メイジーが10代から青年期へと移行していく過程で感じた、さまざまな感情や出来事が表現されているそうです。

今作のレコーディングに着手する前となる2020年初頭。
メイジーはエド・シーランより、サフォークにあるエドの自宅スタジオで共同作曲をしないかという誘いを受けたといいます。

「エドとは前からの知り合いだったんだけど、師匠のような存在。でも、これまで一緒に楽曲制作をしたことはなかったの。エドのスタジオに行った初日に(今作にも収録されている)「Hollow」と「Boy」を一緒に制作して。その後、彼のレーベルと契約する話が持ち上がったの」

「このアルバムに入っている曲は全て、私の人生の様々な時期のスナップショット」

とアルバムを評するメイジー。
こういった経緯もあり、今回のアルバムはエドが主宰するレーベル「ジンジャーブレッドマン・レコーズ(Gingerbread Man Records)」に所属する事に!アルバム発売日にはエドはこのような投稿をしています。

メイジー・ピーターズのアルバムがリリースになったよ。
ジンジャーブレッドマン・レコーズに彼女が所属してくれて嬉しく思う。
僕はいつも一作品に集中しているから、そこにすべての時間を注ぎ込むんだ。そうやってベストな結果を出すようにしている。メイジーはデビューにあたってこの4年間、本当に頑張った。素晴らしい働きだったよ。彼女と、その才能に関わることが出来て本当に誇りに思ってる。20年後に今を振り返ったとしても、このアルバムに関わったことを嬉しく思うだろう。
これはまだ始まりなんだ。
僕がデビュー・アルバムを出したとき、新しい人生や旅がはじまったような感覚をおぼえたことを思い出すよ。メイジーの次なる大きな展開をみるのがとってもエキサイティングだ。今もそうだけど、次に彼女が何をするかが待ちきれないよ。この作品に関わってくれた全ての人に、あなたの時間と力を注いでくれてありがとう。そして、ファンのみんな、このレコードをエンジョイしてくれることを願っています。x

エドのインスタグラムより:https://www.instagram.com/p/CTEtJANCKSb/

彼女の人生が詰まったデビュー・アルバム『You Signed Up For This』。このnote記事で、彼女自身による簡単な楽曲解説(アルバムより抜粋)をお届けしたいと思います。

M-1「You Signed Up For This」

2020年の夏の終わりにオープニング曲として書かれたアルバム冒頭を飾る表題曲。20歳になったばかりだったメイジーが、自分自身へしたためた生意気なメモのようなもの、とのこと。

「この曲はアルバムの予告編のようなもので、その時の私の心のスナップショットのようなもの。冒頭の歌詞は冗談で書いたの。<I am twenty and probably upset right now I still haven’t got my driver’s license(=私は20歳、多分今はイライラしている、まだ運転免許を取ってないから)>からアイデアを膨らませたの。ロンドンの今の家に6人の女友達と双子のエレンと一緒に引っ越してきたこと、何もかもが怖くて、外に出られないほど虫が多いことなど書いたわ」

M-2「I'm Trying(Not Friends)」

「ロックダウン中の自主隔離期間にリモートワークをしながら書いた唯一の曲」
2020年のロンドンにて、ギターを持った少年たちを墓地に呼び出し、知人のガールフレンドに対して受動的になっているメイジーの姿を描いています。

M-3「John Hughes Movie」

メイジーが17歳のときに書いたもので、一番古い曲とのこと。
「この曲を歌うとすぐにあの頃に戻るの」

M-4「Outdoor Pool」

片思い中の相手と真夜中に"屋外のプール"で泳ぐというストーリー。これはメイジーの実体験ではなく、あくまで創作。
「15歳のときに屋外のプールで片思いの相手とキスなんかしてない笑」と認めるが、真実を歌っている箇所もあるとのこと。

「確かに私とジョーとジョン・グリーンは、『スキンズ(イギリスのティーンドラマ)』とか、フランスへの交換留学とか、学校のロッカーなどのイギリスの若者文化、スーパーで母親と一緒にいるところを好きな人に見られて恥ずかしい思いをしたことについて話したりした。少年が誰か他の人を好きになるという物語について私たち号泣したの。だってすごく悲しい話だもの!」

M-6「Psycho」

「スティーヴ・マックとエド・シーランと一緒に書いた曲なんだけど、コロナウイルスによる行動制限の終わりを念頭に置いて書いたの。‘Psycho’というタイトルと、元彼についてのアイデアがもともとあって、そこから進んでいった。今までの私(の曲)とは明らかに違う楽曲。私の心はいつもゆっくりした曲に傾くんだけど、これはマイ・ディスコ・モーメントって感じかな。多分、フェスティバルにピッタリの曲で、みんながこれから行きたいと思うパーティーのためのアンセム。ロックダウン中は自分の沸点に達していたくらい、外に出て踊りたくて仕方がなかったわ」

M-7「Boy」 & M-8「Hollow」

遊び心のある90年代R&B調な楽曲「Boy」と、心に響くストリングスの効いたスローキー「Hollow」は、メイジーがあの運命の初日にエドと一緒に書いた曲。
「Hollow」は、最終的にはジョニー・マクダイド(スノウ・パトロール)も共作として参加。メイジーが自身のアルバムの中で特に好きな歌詞であると語る「You're the one that got away/And you got away with a lot(逃げたのはあなた/たくさんの悪いことをして逃げ切った)」を含む、涙を誘う曲となっている。

M-9「Villain」

タイトル通り、彼女はVillain(=悪者)となり、半ストーカーのようになった自分を歌う。ブルース・スプリングスティーンや、ブランドン・フラワーズ(ザ・キラーズ)にインスパイアされたロック・テイストの楽曲となっている。

M-10「Brooklyn」

メイジーと双子のエレンがニューヨークに行った旅行について書かれた曲。
ガトウィック空港へのシャトルバスや朝食に食べたヌードル、思いがけない旅行中の出会いが登場する。

「‘Brooklyn’は、実際に起こったことを100%表現してるの。エレンの偽造IDによると彼女はミシガン州のケイティ。歌詞の「He’s fit/Go for it」ってところは、私がクラブでホリデー・ロマンスのお相手を見つけた時にエレンが私に言った言葉から来てる」

M-11「Elvis Song」

ブライトンのとあるアーケードや、ロンドンの公共交通機関を舞台に物語が展開するオールディーズ・テイストの楽曲。
メイジーは、さまざまな声で自分のバックコーラスを務めている。他にも、アコースティック・ギターを弾きながら愛について語る「Talking To Strangers」やメイジーのルーツであるカントリー・ポップに回帰する「Love Him I Don’t」なども収録されている。

M-13「Volcano」

魅惑的な甘さのするこの楽曲にてメイジーは社会的な問題(#MeTooをテーマにしている)にも踏み込んでいる。

「とっても悲しい<怒り>の歌で、自分の行動の対価を支払わない人々について歌っている。多くの女性にとって、これは大きな問題であり、近年では彼女たちの怒りが頂点に達しているのがわかると思う。怒りと悲しみが入り混じっていて。正義の裁きがなければ、なにもかも終結することはできないから。私の親しい友人がハーモニーを歌ってくれているの。繊細なカントリー・ソングなのに、一緒になって怒りを爆発させてね」

M-14「Tough Act」

『You Signed Up For This』の最後を飾る、前向きに生きることを応援する曲。

「ある日、私はいつものように地下鉄に乗ってた。私がいるところなんてそこしかないから笑。そしたら急に、この曲をアルバム・クローザーにしなければならないと思ったの」
「私は、女性が自分自身を十分に評価していないと思うことがあるわ。「Tough Act」は、一歩下がって、自分が成し遂げたことを確認する歌。私の場合は、ついにデビュー・アルバムを作れたことを誇りに思うってことね。これで私もタフ・アクトになれるかしら笑?私はそう願ってる」

メイジー・ピーターズのデビュー・アルバム『You Signed Up For This / ユー・サインド・アップ・フォー・ディス』はCD / デジタルで絶賛発売中!

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リリース日:2021年8月27日(金)※世界同時発売
WPCR-18444 2,200円(税込)

01. You Signed Up For This / ユー・サインド・アップ・フォー・ディス
02. I’m Trying (Not Friends) / アイム・トライング(ノット・フレンズ)
03. John Hughes Movie / ジョン・ヒューズ・ムービー
04. Outdoor Pool / アウトドア・プール
05. Love Him I Don’t / ラヴ・ヒム・アイ・ドント
06. Psycho / サイコ
07. Boy / ボーイ
08. Hollow / ホロウ
09. Villain / ヴィラン
10. Brooklyn / ブルックリン
11. Elvis Song / エルヴィス・ソング
12. Talking To Strangers / トーキング・トゥ・ストレンジャーズ
13. Volcano / ヴォルケーノ
14. Tough Act / タフ・アクト
<日本盤ボーナス・トラック>
15. Worst Of You / ワースト・オブ・ユー
16. Favourite Ex / フェイバリット・イーエックス
17. Feels Like This / フィールズ・ライク・ディス

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