諜報業界用語: 「ロメオ トラップ」
今回は「ロメオ トラップ」についてみていきましょう。
昔、東ドイツではやっていました。
あのゴルゴ13: 第87巻のエピソード「ロメオたちの西側」が該当します。
このエピソードでは、西ドイツのボンで東側のスパイが活動しており、政府中枢機関に勤務する女性を色仕掛けで籠絡し情報を盗ませる「ロメオ」の毒牙にかかった事案が描かれています。ヒルデの父親は、娘が東側スパイにつけ込まれていると察し、私立探偵を雇い、さらにゴルゴに「ロメオ」の殺害を依頼するという話に出てくる、あのロメオです。
基本、現在の西側でもこんな感じで残骸が残っていると思います。
なお、当然ですが、民間企業の社員も例外ではありません。
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「ロメオ・トラップ」: 一般的には単独で使用されることはなく、誤解を招く恐れがあるため、注意が必要です。
諜報活動において、ハニートラップと呼ばれる手法は確かに存在します。ハニートラップとは、女性スパイが男性に接近し、性的関係を築いて情報を収集したり、脅迫したりする手法です。「ロメオ・トラップ」はその逆です。
政府、民間企業などで重要ポストについていて、忙しく彼氏を作る暇もなく、年を取ってきている場合、特にターゲットとして最高です。
このような手法は、非常に効果的な情報収集手法ですが、倫理的な問題やリスクも伴います(笑)。
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